<span itemprop="headline">品川正治の｢戦争のほんとうの恐さを知る財界人の直言」</span>

　　０７．９の楽天ブログより転載





　常々、アメリカべったりの日本の政界に危惧を抱いていた。そこにKUMA050422さんがこの本を勧めて下さった。品川さんの言う通り日本とアメリカの価値観は全く違う。　



　アメリカの国務副長官だったアーミ－テージは｢憲法９条は日米同盟の邪魔者だ～小泉演説に私は涙した。日本はついに立ち上がった｣と。でもコレは自国の利益のために戦争費用を日本にも担わせ、戦闘現場に日本の兵隊を投入して闘わせたいアメリカの本音という品川さんの言葉は真実です。そのために邪魔で仕方のない平和憲法を攻撃するのです。小泉演説こそ私悔し涙である。

　今でさえ自衛隊員は心の病や自殺が多いといいます。これは自衛隊員だけでは有りませんね。イギリス人はピーターラビット生みの親ポターのように美しい風景を絵本の印税で買いナショナルトラストに寄付して１００年前の自然を守っています。もうすぐこの映画も公開されます。彼女は飼う羊の種類や頭名数も指定しその通りになっています。彼女の家の慎ましく可愛いこと、豪邸ではありません。仔猫のトムが遊んだままの庭が残っています。イギリスの田舎の安らかさ、夢のようです。定年待ちかねて憧れのコッウォルズに移住するイギリス人。

　日本では海岸も埋め立てられワレサ委員長が来日した時、どこで泳ぐのかと不思議がったといいます。

　心休まる風景も奪われ税や年金問題が山済みしている日本が戦争できる国になったら…又々加害の歴史を刻みたいのでしょうか。

　日本の企業はもっと経済発展を願っているようですが品川さんは

　ＧＮＰでは世界第２位の｢経済大国」がさらに経済成長しよとすると世界の撹乱要因になりうると。日本のＧＮＰが１パーセント伸びるというだけで小さな国のＧＮＰ全体に相当する大きさになり国際的に許されない。

　ＧＮＰが２位になって国民は本当の幸福を得たでしょうか。ほかの国を犠牲にしては不安も高まります。それこそ憲法の精神に反します。

　自衛のためと称しどれほど侵略戦争をしたでしょう。明冶になってから戦争ばかり。台湾出兵、江華島事件、日清、日露、シベリア出兵、日中戦争、太平洋戦争。アジアの孤児になるのは危険です。
http://plaza.rakuten.co.jp/KUMA050422/diary/200707020000/



以下は０７．７．４の拙楽天ブログより

　昨日、今日のくまさんの｢再出発日記」で９条に関してアメリカの凄く怖い介入についての記事がアップされています。アメリカって昔からアジェンデ政権つぶしたり、自国が大量破壊兵器一番沢山持ってるのにイラクに戦争しかけ無辜の子供たちを殺してる。ぜひお読み下さい。



　朝刊より
　フランスがルワンダの大虐殺前兆把握していて集団殺害を主導したフツ族を支援していた。
またしても大国の関与。武器供与。まだ映画は「ホテルルワンダ」しか観ていないのだが、その中で中国から安くなたを仕入れる商人が登場している。残酷！日本もやった過ち。もう絶対やらせたくない。

　もうひとつはビルマ、最近まだスー・チーさんの自宅軟禁がとけないと聞き憤慨した。日本にはビルマを逃れてきた人が多数いるのに難民認定されたか、在留特別許可を受けたのはたった１４人！７月２日、国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」が広範な人権侵害の実態を報告した。この世界はつながってる。どこかで人権侵害が行われていたら自国にも関係ある。
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０７．７．４