riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">「運命の人」と「密約」</span>





日曜日は大河ドラマ平清盛」、「運命の人」「日本人は何を考えてきたか」を観ています。

「運命の人」はとうとう、もっくんが逮捕されてしまいました。

本当は逮捕されるなんて変です。

新聞記者の自宅が豪邸なのは西山記者の実家が裕福だったからですね。

許せないのは国家権力が密約を男女関係にすりかえ捻じ曲げたこと。

残念なのは
テレビでは真木よう子が演じてる蓮見喜久子が密約 外務省機密漏洩事件原作者澤地久枝が思ったように、蓮見喜久子が報道の自由(取材の自由、国民の知る権利)のために自分が協力したと裁判で主張すれば、無罪を勝ち得た可能性は無かったでしょうか。裁判所は甘いものではありませんが、その後も蓮見さんが沈黙してしまったことです。

一個人ではどうしようも無かったでしょうが、協力者もいたはずです。
どこかで方向を変え無ければなりません。

国は国民をだまし、マスゴミは興味本位に書きたて本質を隠します。

国民も下司な興味本位のニュースに乗りやすく悲しいです。

あの社会党議員横路は軽はずみで情報提供者をさらしてしまいました。

佐藤栄作のライバル田中角栄に持ちかければよかったのではないかという意見もあります。

あそこまで報道の自由、国民の知る権利が踏みにじられてしまったのは無念です。
男女問題と政府の責任とどちらが重大なのでしょうか。

運命の人は山崎豊子の原作ですが、私が読んだ澤地久枝「密約」を原作としたドラマは1978年にテレビ朝日開局20周年記念番組でのち映画として公開されました。観たいです。

2010年に22年ぶりに上映されたことも知らなかったのです!

これを舞台と勘違いしていました。すいません、訂正します。

上の画像はその一場面です。





2009年の記事です。
朝日社説沖縄核密約署名文書発見の衝撃
自らの手でなんとしても沖縄返還を果たそうとした佐藤氏は、米側の要求をのみ、非核三原則との矛盾を隠すために「密約」として国民を欺く道を選んだことになる。

 
ちょうど 澤地久枝「密約」外務省機密漏洩事件 読んだんだところです。澤地さんのこれが二作目とは、澤地さんの講演会も感動しました。ファンです。

澤地久枝講演会重病抱えながら大変な労作を次々と、尊敬しています。

沖縄や憲法を踏みにじり密約を否定しながら,
その密約漏洩したと西山記者や蓮見事務官の男女問題にすり替え断罪するという狡猾な政府。
どれだけアメリカに国民の税金をみついで、しかもどれだけ多くの密約があることか。

過去と未来の間
戦争に負けたからか、日本国家がまさにアメリカという主人にかしずくドレイであるかのような姿が、ここにも如実に示されている。
沖縄に置かれていた核兵器の撤去費用は500万ドルであったのに、日本はその費用として5000万ドルを支払ったというのだ。もちろんこれは税金から支出している。沖縄返還に関して日本は6億4500万ドルを支出した。そして今また沖縄の海兵隊(すべてではない)のグアム移転費用として7000億円、さらに米軍再編のために日本が支出する額は3兆円にものぼるという。

 湯水のごとく、日本政府はアメリカにカネを貢ぐ。日本国民は働いて働いて、そのカネをアメリカに貢ぐ。まさにドレイである。ドレイであることに疑問を抱かない日本。政治家諸氏は、ドレイである状況に嬉々として安住する。アメリカの要人と並んで写る写真、いつも日本側は満面の笑みをたたえる、主人に喜んでもらえたよ、というように。
さて、西山太吉氏があばいた密約を日本政府は今もその存在を否定しているが、政府に否定されている密約によって司法は、西山氏と蓮見事務官を有罪とした。おかしな話だ。

もの書きを目指す人びとへ岩垂 弘
私が代表運営委員をつとめる市民団体の平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF)は、二〇〇二年、テレビ番組『告発~外務省機密漏洩事件から30年・今語られる真実~』を制作した琉球朝日放送に第八回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を贈った。これは、西山氏を登場させて事件について語らせたドキュメンタリーで、土江真樹子ディレクター(当時)の作品だった。彼女は澤地さんの仕事に触発されてこれをつくったのだが、マスコミ界が事件について沈黙を続ける中では、画期的な作品だった。マスコミ人として事件当時もその後も、何もしてこなかった私としては、罪滅ぼしの気持ちもあって、この作品を基金賞選考委員会に強く推奨したのだった。

Eテレ日本人は何を考えてきたかは非戦と平等を求めて
高徳秋水と堺利彦 予告動画もあります。