riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">9条が危ない!「原発は安い」はウソ</span>


 
 
みなさま    西英子です。
4月30日の講演会に ご参加いただきありがとうございました。
6月の講演会(1)6月1日憲法問題 (2)6月22日原発問題
をご案内します。
(1)テーマ:9条が危ない! 
       憲法96条が変えられると何が起こるのか 
  
  安倍政権は参議院選挙で、96条の改憲を争点にします。
  改憲要件を緩和して改憲をしやすくした後に、自民党憲法改正
  草案」をもとにして、現憲法を根本から壊そうとしています。
  9条を壊憲し、自衛隊国防軍に変えます。「個人の尊重」や「言論・
  集会・結社の自由」を大きく制限します。国民が国家を縛る「立憲主義
  が重大な危機にさらされます。
講 師 : 愛敬浩二さん
      憲法学者 名古屋大学大学院教授
      奥平康弘、愛敬浩二、青井未帆編
      『改憲の何が問題か』岩波書店より緊急出版(5月28日発売)
日 時: 6月1日(土)午後6時~8時30分
会 場: 名古屋市女性会館 2F 視聴覚室
加費: 800円
主 催: 愛敬浩二講演実行委員会
問合せ  西英子(052)808-3241  
憲法96条の改憲を7月の参議院選挙の争点にすると安倍首相は言いました。
そのことに危機感を持って、5月3日緊急にこの企画をしました。
朝日新聞(5月2日朝刊)の世論調査によると、
96条改憲「反対」54%、 9条「変えない」52% です。
96条の改憲手続きを緩めることに反対の人も、9条を変えない方がよいと
いう人も5割を超えました。
私たちは、この世論をさらに大きく確かな声にして、「改憲勢力」に対抗する
力にしていかなければと思いました。
宣伝期間も短いので、みなさんのお知り合いにもお伝えくださるよう 
お願いします。
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(2) テーマ  原発は本当に安いのか 
             政府と電力会社のいう「原発は安い」はウソである
             気鋭の経済学者が「本当のコスト」を分析する
日 時: 6月22日(土) 午後1時30分~4時10分
場 所: 名古屋市公会堂 4階 第7集会室(地下鉄、JR鶴舞駅すぐ)
講 師;大 島 堅 一さん(立命館大学教授)
 『原発のコスト』(岩波新書)で 大佛次郎論壇賞受賞。
 原発のコストは火力発電などに比べて安いといわれてきました。
 しかし、このコストに含まれていないコストがあります。
 立地対策費、使用済核燃料の処理・処分の費用、原発事故の
 損害賠償などを含めると、原発は本当に安いのでしょうか。
主 催: 大島堅一講演実行委員会
参加費: 1000円
連絡先: 西英子 (052)808-3241
(備 考)
【 大佛次郎賞受賞式での大島さんのスピーチより(今年1月31日)】
私の出身は原発15基が集まる福井県です。元々、原子力政策のあり方を一日
でも早く変え、事故がおきないようにしたいと考えていました。事故は大変なショックでした。
最も言いたかったことは、原発には様々なコストがあり、その一部が国民の負担になってい
るということです。しかもごく一部の利害関係者が、原子力政策を決めています。
技術や安全の側面ばかりが強調せれますが、事故の決定的要因は、この政治経済的
なメカニズムです。
事故後2年近く経過しても、多くの方々が避難生活を送っています。一方、事業者たる
東京電力は、補償や事故収束費用を自力で支払えず、ツケは国民に回されました。
新しいネエルギー政策は、事故がなかったかのように作られようとしています。
 原発の本当のコストとは 】
原発事故でまき散らされた放射能で土地や森林も海も大気も汚染されました。事故から
2年たった今も15万人以上の方が避難されています。家族がばらばらの生活をしている
人もたくさんいます。子どもたちは、外で自由に遊ぶことさえできません。
農業も酪農も環境汚染のため以前の状態に戻ることがいつできるのでしょうか。海洋汚染
で、漁業も莫大な被害をうけています。
これらの金銭に換算できない被害は誰が負担するのでしょうか。これも原発のコストです。
またこれらのコストとは別に、これまで原発を推進するために、国家財政から莫大な資金が
投入されています。発電が終わった後、残る大量の使用済核燃料を処理・処分するコストは
計算もできないほど膨大な金額になります。
従来、国や電力会社が計算してきたコストにはこれらの費用は無視されるか、少しだけ
しか考慮されていません。原発の電気は安い」というのも「神話」なのです。そのことを
大島さんは明確に証明されました。