<span itemprop="headline">9条が危ない!「原発は安い」はウソ</span>
みなさま 西英子です。
4月30日の講演会に ご参加いただきありがとうございました。
をご案内します。
(1)テーマ:9条が危ない!
憲法96条が変えられると何が起こるのか
草案」をもとにして、現憲法を根本から壊そうとしています。
集会・結社の自由」を大きく制限します。国民が国家を縛る「立憲主義」
が重大な危機にさらされます。
講 師 : 愛敬浩二さん
奥平康弘、愛敬浩二、青井未帆編
日 時: 6月1日(土)午後6時~8時30分
会 場: 名古屋市女性会館 2F 視聴覚室
参加費: 800円
主 催: 愛敬浩二講演実行委員会
問合せ 西英子(052)808-3241
そのことに危機感を持って、5月3日緊急にこの企画をしました。
96条改憲「反対」54%、 9条「変えない」52% です。
96条の改憲手続きを緩めることに反対の人も、9条を変えない方がよいと
いう人も5割を超えました。
私たちは、この世論をさらに大きく確かな声にして、「改憲勢力」に対抗する
力にしていかなければと思いました。
宣伝期間も短いので、みなさんのお知り合いにもお伝えくださるよう
お願いします。
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(2) テーマ 原発は本当に安いのか
政府と電力会社のいう「原発は安い」はウソである
気鋭の経済学者が「本当のコスト」を分析する
日 時: 6月22日(土) 午後1時30分~4時10分
講 師;大 島 堅 一さん(立命館大学教授)
原発のコストは火力発電などに比べて安いといわれてきました。
しかし、このコストに含まれていないコストがあります。
立地対策費、使用済核燃料の処理・処分の費用、原発事故の
損害賠償などを含めると、原発は本当に安いのでしょうか。
主 催: 大島堅一講演実行委員会
参加費: 1000円
連絡先: 西英子 (052)808-3241
(備 考)
【 大佛次郎賞受賞式での大島さんのスピーチより(今年1月31日)】
でも早く変え、事故がおきないようにしたいと考えていました。事故は大変なショックでした。
最も言いたかったことは、原発には様々なコストがあり、その一部が国民の負担になってい
るということです。しかもごく一部の利害関係者が、原子力政策を決めています。
技術や安全の側面ばかりが強調せれますが、事故の決定的要因は、この政治経済的
なメカニズムです。
事故後2年近く経過しても、多くの方々が避難生活を送っています。一方、事業者たる
東京電力は、補償や事故収束費用を自力で支払えず、ツケは国民に回されました。
新しいネエルギー政策は、事故がなかったかのように作られようとしています。
【 原発の本当のコストとは 】
2年たった今も15万人以上の方が避難されています。家族がばらばらの生活をしている
人もたくさんいます。子どもたちは、外で自由に遊ぶことさえできません。
農業も酪農も環境汚染のため以前の状態に戻ることがいつできるのでしょうか。海洋汚染
で、漁業も莫大な被害をうけています。
これらの金銭に換算できない被害は誰が負担するのでしょうか。これも原発のコストです。
またこれらのコストとは別に、これまで原発を推進するために、国家財政から莫大な資金が
投入されています。発電が終わった後、残る大量の使用済核燃料を処理・処分するコストは
計算もできないほど膨大な金額になります。
従来、国や電力会社が計算してきたコストにはこれらの費用は無視されるか、少しだけ
しか考慮されていません。「原発の電気は安い」というのも「神話」なのです。そのことを
大島さんは明確に証明されました。