<span itemprop="headline">報道されなかった20万人首相官邸前デモ「首相官邸の前で」と西さんからのメール</span>
私は、この出来事を記録したいと思った。
この映画の主役は、映っている人びとすべてだ。その人びとは、性別も世代も、地位も国籍も、出身地も志向もばらばらだ。そうした人びとが、一つの場につどう姿は、稀有のことであると同時に、力強く、美しいと思った。歴史家である私がいまやるべきことは、これを記録し、後世に残すことだと思った。...全文を読む
── 小熊英二
みなさま 西英子です。
25日の夜は 金曜行動です。
中電本店前 18時~19時
18日は18時40分で終えて、みんなでデモに参加しました。
世代を超えた 2500人が「安倍やめろ」の怒りの声を上げました。
私もシルバーカーを押して、最後まで歩きました。
(頭が下がります)
〇川内原発1号機は、再稼働してすぐにトラブルで停止しましたが・・・
本当に大丈夫なのでしょうか。
復水器の細管に穴があき、冷却用の海水が復水器内に漏れ出した
のです。九電は穴があいた細管は5本で、管に栓をして運転を続けて
います。九電は経年劣化が原因ではないと言い、次回の定期点検
で調べるとして、営業運転をはじめています。
5本以外は大丈夫なのか、運転を停止して点検すべきだと、鹿児島
県民の会は九電に申入れをしました。
〇安倍首相は「完全に安全を確認して」再稼働したのか。
「安倍首相は 昨年9月22日、ニューヨークのコロンビア大学でこう語った。
『完全に安全を確認しないかぎり、原子力発電所は動かさない』
ロイター通信によって『原発再稼働、100%安全確保されない限り行わず』
と、世界に報じられた。
あれから1年たち、原発は再稼働した。 だから今、私は安倍首相の言葉に
疑問をいだかざるをえない。
「規制委員会の田中委員長は『基準の適合性はみていますけれども、
安全だということは申し上げていません』と述べています。
『大事なのは、事故はこれからも必ず起こるということを、きちんと
原発を再稼働するのであれば、安全性確認の不完全さと不確実さを
政府も電力会社もそして私たちも謙虚に認め、それを直視しなければな
らない。」(要約おわり)
私は、安倍首相自身「100%の安全はない」と国会で答弁していたこと
を覚えています。
住民のこと、甲状腺ガンなどの発病が起きている子どもたちのことを
本気で考えるならば、首相自身、原発を再稼働することを認めること
〇映画『首相官邸の前で』
この歴史的出来事を記録した映画が公開されました。
企画・製作・監督 小熊英二さん
今、劇場上映中ですが、自主上映が可能になったら 上映会をしようと
思っています。
109分の映画を観て、若者たちといっしょにディスカッションしたいです。