riboni5235’s diary

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<span itemprop="headline">NHK番組「おはよう日本」で「五輪のメリットとして真っ先に『国威発揚』」が示され、びっくり仰天 国威発揚はヒットラーがフルに利用し、それを今は安倍晋三が真似ている証拠 </span>

【NHK番組「おはよう日本」で「五輪のメリットとして真っ先に『国威発揚』」が示され、びっくり仰天 国威発揚ヒットラーがフルに利用し、それを今は安倍晋三が真似ている証拠 】

ナチス・ドイツの国威発揚ヒットラーがフルに利用し、その反省から生まれた「『人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会を奨励する』というオリンピック憲章の精神は、戦争や独裁政治、国威発揚とは相いれない」と指摘します。
NHKの解説で「リオ五輪」成果と課題のフリップ「五輪開催5つのメリット」⑤が一番上に来るべきです。逆の順番であり、「国威発揚」はいらない。

オリンピック憲章は
「オリンピック競技大会は、個人種目または団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではない」とし、日本オリンピック委員会も「みんなはメダルの数を国別で数えたりして、ついついオリンピックを国同士の競争のように見てしまいがちだろう。 オリンピックで勝利をおさめた栄誉は、あくまでも選手たちのものだとオリンピック憲章では定めていて、国別のメダルランキング表の作成を禁じている」と説明しています。

国威発揚」で国家間競争を煽るような勝利至上主義が、例えば、五輪のドーピングの問題を生み、スポーツ競技そのものを壊しています。「公共放送のNHKが先頭に立って国威発揚をメリットに挙げてどうするのか」と強い憤りを感じます。
NHK解説者の知ったかぶりが国民を戦前の道へ誘導する、いい例です。

 何らかのスポーツに取り組み、「目標」を五輪出場に挙げて、日々辛い練習をしてる子供が見たらどうおもうのか? 子供も若者もスポーツの練習に励んでいるのは、「国威発揚」などではなく、純粋にスポーツを通じてそのプロセスの中で、技を磨き、己の人間性の高揚につながると信じて練習してるのです。

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クリックすると新しいウィンドウで開きます公共放送のNHK。それにしても、放送するまで誰かチェックしたはずだがだれもNOと言わなかったか。このように文字データにするまでおかしいと思わなかったのか。

やはり、安倍政権の圧力で魂を抜かれたNHKとしか言いようがありません。このメリットは官邸の権力側が志向するのであって、「オリンピック憲章」とは相いれないものである事は明白です。視聴者をバカにするのもいいかげんにしろといいたいです。


ましてや国威発揚ヒットラーがフルに利用し、それを今は安倍晋三が悪のりして、真似ている証拠です。
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こんな放送を平気で流すNHKには、もう受信料払いたくないです。
普段のニュースでも、安倍政権に有利なことしか報道していませんし、政権権力にとって、「国民に悪い印象」をあたえる報道を上手く編集して分からないようにしています。 税金と国民の受信料で放送の中立性が求められるNHKがこんなざまです。

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さて、NHKの五輪報道は「国威発揚を目的」としていることがハッキリしました。

また読売、朝日、毎日、日経は東京五輪の「オフィシャルパートナー」で、すでに五輪ビジネスの当事者となっています。国威発揚やビジネス目的は「人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会を奨励する」オリンピック憲章に反し、スポーツ競技そのものを壊すことになりかねません。

オリンピックの栄誉は「あくまでも選手たちのもの」であり、国威発揚の道具ではありません。次回開催国として、深刻な問題として考えるべきだと思います。
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【「五輪メリットは『国威発揚NHKが憲章と真逆の仰天解説」】
日刊ゲンダイ 2016年8月22日
http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_342058/
 ビックリ仰天した視聴者も多かっただろう。21日のNHKの番組「おはよう日本」。オリンピックを扱ったコーナーで、「五輪開催5つのメリット」としてナント! 国威発揚を挙げていたからだ。

リオ五輪 成果と課題」と題し、刈谷富士雄解説委員が登場。刈谷解説委員は、まず、過去最多の41個のメダルを獲得したリオ五輪の日本勢の活躍について「目標を達成した」と評価。そして、2020年の東京五輪に向け、競技人口の底上げやスポーツ環境を整える必要性を訴えた。驚いたのは次の場面だ。
「何のためにオリンピックを開くのか。その国、都市にとって何のメリットがあるのか」と投げ掛けると、五輪のメリットとして真っ先に「国威発揚」を示したのだ。
 オリンピックを国威発揚の場にしたのがナチス・ドイツだ。聖火リレーの導入やサーチライトを使った光の演出など、ヒトラーは権力を世界に見せつけるため、徹底的に政治利用した。その反省から生まれたのが、オリンピック精神の根本原則を示した「オリンピック憲章」だ。JOC(日本オリンピック委員会)ホームページの「オリンピズムってなんだろう」と題したコーナーで、同憲章は〈オリンピック競技大会は、個人種目または団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではない〉とある。
 JOCもわざわざ、〈みんなはメダルの数を国別で数えたりして、ついついオリンピックを国同士の競争のように見てしまいがちだろう? でも、オリンピックで勝利をおさめた栄誉は、あくまでも選手たちのものだとオリンピック憲章では定めていて、国別のメダルランキング表の作成を禁じているんだよ〉と説明。「人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会を奨励する」というオリンピック憲章の精神は、戦争や独裁政治、国威発揚とは相いれない。つまり、NHKの解説はオリンピック憲章の理念とは真逆なのだ。 NHKを含む大メディアが「メダル41個で過去最高」と大ハシャギしているのも、本来であればオリンピック精神に反する行為なのだ。スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏はこう言う。
「NHKがオリンピック憲章を理解していないことがハッキリした。そもそも国威発揚で国家間競争を煽るような勝利至上主義が、五輪のドーピングの問題を生み、スポーツ競技そのものを壊している。メディアならば、それをきちんと認識する必要があります。影響力があるテレビ、それもNHKが先頭に立って国威発揚をメリットに挙げてどうするのか。許されません」
 リオ五輪で、柔道の日本選手が「銅メダル」を獲得したにもかかわらず、「すみません」と謝罪していた姿に違和感を覚えた人は少なくなかったはず。これも勝利至上主義が招いた悪しき慣習だ。メディアがその片棒を担いでどうするのか。


転載元: 山と土と樹を好きな漁師