riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">玉三郎の昆劇BSTBSで放送中♪</span>



 


驚異の蘇州語で歌唱、ソプラニスタと舞、うっとり~♪




バラはお正月のダブルディライト

ブラボー♪夢で出会った人に恋ごがれて、悲痛なお顔に~

南座初演観た時は三人で主役を演じていましたが今は完全にお一人で、
昨年の日本の舞台でしょうか。私は南座で初演を観ただけなので放送してくれて感謝。

NHK南座顔見世録画中継しているのに玉三郎の舞台ははずしてるのでいつかのように大特集してください。

以下はasahi.comより

昆劇は600年前に蘇州で発祥した。「牡丹亭」は16世紀末に明代の劇作家・湯顕祖(とうけんそ)が書いた55幕もある大作。玉三郎は2005年から蘇州を訪れ、昆劇のけいこに励んだ。物語の中核をなす場を選定した玉三郎版「牡丹亭」トライアル公演が、08年に京都・南座と北京で上演され、玉三郎は3場に出演。今回、初めて東京で上演される「牡丹亭」では全場面を演じる。

 玉三郎は「86年に国立劇場で『牡丹亭』の来日公演を見て、感銘を受けた。それまで京劇のイメージしかなかったが、昆劇こそが中国の本当の音楽だと思った。昆劇の音楽は、シルクロードを渡ってきたさまざまな楽器を蘇州の貴族たちが集め、自国の楽器と共に演奏して成立したもの。その音楽に魅力を感じた」と語る。

 「最初は日本語でやるつもりだったが、蘇州に行ったら『一節歌ってみたら』と言われて、蘇州語でやることになってしまった。蘇州語はとがった音や巻き舌があり、母音が七つもある。マスターするのが大変でした」。昆劇では大半を歌で語るが、「高い音は歌舞伎の発声に似ている。女形の経験が役に立った」と言う。

 「牡丹亭」は夢と現実が交錯する甘美な恋愛物語。花園にまどろむ杜麗娘(とれいじょう)が麗しい若者・柳夢梅(りゅうむばい)と出会って恋をするが、すべては夢であった。杜麗娘は夢の恋が忘れられずに衰弱、自画像を描き残して亡くなる。3年後、旅の途中に杜家に立ち寄った柳夢梅が杜麗娘の絵姿を見つけ、記憶の中の人が現実にいたことを知る。絵姿に語りかけるうちに杜麗娘はよみがえり、2人は晴れて結ばれる。

 「不滅の名作だと思う。夢の中の物語に対して女が命をささげてゆく題材に心ひかれた。当時は身分制度があり、深窓の令嬢と書生とでは結ばれないが、死んで再生して結ばれるところに詩情がある」

 これまでも近代劇やバレエとのコラボレーションなど活動の場を広げてきた。

 「歌舞伎は、明治以降は伝統として枠がしっかりしてきたが、元々は文楽や能などいろいろなものを取り込んできた演劇。外のことを知るのは僕にとって大事なことで、やってみないとわからないところがある。それと照らし合わせて歌舞伎に戻る。その振幅の中で自分を見つめてきた」