riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">恋の三社めぐり</span>



 

結婚式も和風が復活したらしいし?年々初詣も人出が多くなっています。

パワースポットのせい?でしょうか、私が挙式した氏神様も元旦午前中お参りしたら長蛇の列でした。

恋の三社巡りがあると知りました。


高牟神社は、延喜式にも記載されている由緒ある神社で、西暦131年、第13代成務天皇の御代に鎮座され、865年(貞観7年)第56代清和天皇の御代に社殿を造営。その折に、勅令により応神天皇が配祀されました。

 「高牟」という名は、かつてこのあたりに住んでいた尾張物部氏の武器を納めた倉が後になって神社になったことに由来しており、「高牟」の「牟」は、古代武器の代表だった”鉾”のことで、「高」は その美称です。

 境内には、その昔、応神天皇長寿の祝水として産湯に献上し、延命長寿に霊験があるとされ、つきることなく湧き出している名泉「古井の清水」があり、「元古井町」の地名の由来になっています。

名泉ということでこの付近にはビール工場もあったのですが今ではビール園のみ。
昔の工場の一部のみ展示されています。
ビール工場解放の日?ご近所の人たちが詰めかけていました。


とても小さなお社です。随分前に近くを通ってびっくり。
この地に清明神社があるとは。


歌舞伎や映画でお馴染み、狐が産んだ子であるとされる安倍清明

保名の恋人・榊の前(さかきのまえ)は、継母に無実の罪を着せられ、身の潔白を証明するために、保名の目の前で自害。

保名(あべのやすな)が、亡き恋人の幻を追い求めてさまよう姿を見せる舞踊

助けられた狐が保名の妻となりのちの清明を産むが身を引く場面、障子に

「恋しくば尋ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」

と口に筆をくわえて書く名場面です。




内田吐夢監督大川橋蔵の映画「恋や恋なすな恋」

子供だったけど榊の前(瑳峨 三智子)
が折檻される場面など生々しく覚えています。
嵯峨さんは独特の雰囲気を持った女優さんで山田五十鈴さんの娘さん、早くなくなり惜しいことでした。

城山三郎 さんがお近くに住んでいたことからペンネームにしたという


13代足利義輝が将軍の時代です。ここは織田信行公が城主である末森城の中。

 今日は弘治2年8月23日です。この末森の城は、9年前の天文16年(1547)、信長の父である織田信秀が古渡城から移り、本城として築いた城です。
尾張での実権を握っていた織田信秀も7年前の天文18年(1549)に亡くなりました。信秀の家督は信長が嗣いで清洲城にいます。
ここ末森城は信秀の死後、信長の弟信行が嗣ぎ、母の土田御前と共におります。信秀の家臣、林佐渡守通勝、林美作守通具、柴田勝家たちも、信行と共にこの末森の城にいます。




この付近に不思議な六角?の塔があります。




城山神宮昭和義塾
 
境内西南、末森城二の丸址の丘に、神社建築でもなく、寺院建築でもゴチック建築でもない、塔を中心とした一風変わった様式の建物が見える。『昭和塾堂(しょうわじゅくどう)』である。

 この建物は昭和3(1928)年、八幡宮より境内を借り受けた愛知県が建設したものである。「昭和塾堂」の名は当時の柴田善三郎県知事によって命名されたものであるが、時は関東大震災の直後、満州事変の直前という難局にあり、とりわけ男女青年団の意義は重要視され、青年層の教育・育成に対して県として大きな関心を依せていた。その様な背景から、昭和改元の記念事業として、柴田知事が中心になり青年教育・社会教育の施設を建設する運びとなった。当時日本建築学の権威、佐野利器博士の助言のもとに愛知県営繕課酒井勝、安藤武郎、黒川己喜(意匠図)、尾鍋邦彦(構造図)らが設計し、完成したものがこの昭和塾堂であり、いわゆる「教化殿堂」「人づくりの殿堂」として建設されたものである。

 建築としては、昭和塾堂に続いて昭和8(1933)年に建てられた名古屋市庁舎、昭和13(1938)年の愛知県庁舎などの「帝冠様式(日本趣味を基調とした近世式)」の先駆けをなすものとして、大正末期から昭和初期の建築様式を良く残し、建築史的にも貴重な近代建築である。4階建の塔屋部を中心に四方の眺望を得、下部には2階建鉄筋コンクリート造りの本館が三方に伸びる、と云う体裁である。その中には600人収容の講堂・神殿・教室・食堂・図書館・寝室・浴室・貴賓室等の総合的諸設備を整え、とりわけその設計に際しては、真上より見ても横から見ても「人文字形」に見える様に設計されたことは、この施設の目的である「人づくり」を表現したものとして、その特徴となっている