riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">カンディンスキーと青騎士展</span>



 

美術展最初の方にミュンヘンのレンバッハ美術館の写真が、噴水もある元邸宅!

ミュンヘンは一度行ったことがあるけれど、初めての海外一人旅でウィーンから列車に乗りノイシュバンシュタイン城へ行っただけ。知らなかったから仕方ないです。


東京三菱一号館美術館でみかけたカンディンスキー青騎士展が15日からこちらで始まりました。

16日に出かけたら常設展や新しく県美が購入した作品もいいのが出ていたのに閑散としていました(恥)

これがもうすぐ始まるゴッホ展なら押すな、押すなでしょうね。

カンディンスキー抽象絵画の祖なので日本人には人気がないのでしょうか、
メルヘンチックな具象がもあるのに。

印象派の後を埋める抽象絵画とか。



私の子供の時の絵の先生の息子さんの藪野建さんの作品が三点購入展示されていていました!

その絵の中に自分の御家族と先生が描かれていました。

おなつかしい先生、スペイン女性の絵など飾ってあったことが思い出されます。

幼いころ好きだった絵は中学に入れば、下手でこれは何ともならないと思いました。

中学の担任が美術高校へ進学勧めないわけです。

その担任は社会科教師でその後も先生には大いに影響されています。


 


青、赤、黄色、黒などの色使いが綺麗でいいですね。

これは購入してきたポストカードなど。


 



フォーヴィズムの鮮やかな色彩を吸収しつつ深い精神性を湛えた表現性豊かな絵画を生み出した青騎士カンディンスキーを中心とした第一次世界大戦前のミュンヘンで活躍したドイツ表現主義の芸術家グループ)

彼らは絵画以外でも青騎士という年鑑を刊行した重要な仕事をしている。


 


そこでは青騎士メンバーの作品、文章以外に日本の絵画やアフリカの彫刻、子供の絵などをふくむ彼らの仕事と響き合う古今東西の様々な芸術作品が収録されていると言う。

レンバッハ美術館もこの年間を所有しているが100年以上前の本でもろく保存上の問題で日本の4会場すべてに出品できないと。

その貴重な年鑑が愛知のこの美術館の地下のライブラリーに保存されていました!

そこで4会場総てに貸し出されることになりました。

あれ、絵や写真ばかり見ていて年鑑などあったのか、ああ、




ガブリエーレ・ミュンター「テーブルの男(カンディンスキー)」1911年
レンバッハハウス美術館所蔵

テーブルにのっているロールケーキの渦巻きが可愛い。マンガチックに思えるのですが。


カンディンスキーの婚約者(妻がいたというのに) ガブリエーレ・ミュンター は1

917年カンディンスキー画別の女性と結婚したことで失意に沈みうつ病に、あれあれ。

人の夫を取ると又巡り合わせで…

1949年9月2日、ミュンターはミュンヘンの芸術の家で開かれた青騎士回顧展で代表を務めた。これはドイツの敗戦後最も重要な展覧会事業の一つであった。この展覧会により、青騎士の芸術家たちの作品が長年にわたるいわれなき頽廃芸術の烙印を薙ぎ払って復権を果たした

80歳の時彼女はカンディンスキーらの絵画をミュンヘン市に寄贈

功績大ですね。



第一次世界大戦で戦死してしまったフランツ・マルクの「虎」 が忘れられないでしょう。彼は日本の虎の絵も見たのでしょうか。若くして亡くなってしまいました。

マルクとマッケは若くして戦死。戦争がなければこの運動もまだ続いたのでしょう。







この本も会場で買ってきました。