<span itemprop="headline">昨日の朝富士・イラク戦争帰還兵の話</span>
今朝は一番の寒さで、外は真っ白でした。
氷も張りました。
富士山は雪も薄く、うっすらと見えます。
国会も始まり、論戦も交わされています。
株価大幅下落、イラク・サウジ紛争も心配な1月です。
皆様も今日もお元気で
8日朝の富士山です。
雪も薄くなってきました。
雪も吹き飛ばされて、膚が寒そうです。
愛鷹山もすっかり冬枯れして、しんとして冬ごもりしています。
つぶやき(イラク帰還兵の話)
写真は転載です。
転載です。
彼は04年3月から1年間イラクに派遣されていました。
イラクに派遣命令が出たとき、拒否も考えたそうです。
しかし、1年半の投獄、卑怯者のレッテル、死刑も含む厳罰が怖くて、参加したそうです。
そしてちょうどファルージャの掃討作戦に参加しました。
やったことは、逃げる市民を殺すか市へ追い返すことでした。
逃げ出そうとする市民や子供を追い返すのは、本当につらかったそうです。
べトナム戦以来最大の市街戦と言われる戦闘で、ミサイル9万発以上と言う攻撃がされ、民間人6000人以上、米兵70人が死亡したそうです。
そして巡回中に、たくさんのイラク人から、出て行け!とののしられたそうです。
帰還後ずっと黙ってきたのですが、子供たちが兵隊になりたい、と言うのを聞いてこうした戦争の実態を話し始めたそうです。
そして、日本の安保法で政府は、「自衛隊は後方支援で、戦闘が始まったら撤退する。」と言うことについては、
「戦争はそんなものではない、部隊がいるところがすぐ戦闘現場になるのです。」「イラクでは普通の住宅地が戦闘地域になるのです。」と語っています。
さらに、「日本の平和憲法は、全人類の理想です。米国も取り入れるべきです。特に今、豊かな国が貧しい国に戦争をやらせているのです。大きな間違いです。日本は世界で戦争放棄の実例となってほしいです。」と語っています。
ウィリアムさんの言葉は大変示唆に富んでいます。
戦争に正義はない。
子供や民間人が犠牲になっている。
殺した当事者にも深い傷を負わせる。
市街地も一瞬で戦闘地域になる。
殺し殺される戦場では、戦場で逃げ出すことなどできない。
日本の平和憲法こそ、世界の宝である。
日本は平和憲法を抱え、世界のお手本となるべきだ。
ウィリアムさんはこうしたことを訴えています。
米国のように、地球の裏側まで行って、平和のためと言って戦争を仕掛けることは、真の解決にも、平和にもなりません。
今の中東戦争、シリア紛争を見れば明らかです。
武力介入、鎮圧、暴力には暴力の連鎖、憎しみ、恐怖しか生まれません。
日本は今こそ、世界の理想、平和憲法をしっかり掲げ、戦争当事国に加担するのでなく、その仲裁役として、平和交渉、再建支援、人道援助に徹するべきです。
それでこそ、2000万人が犠牲になったという日本の始めた太平洋戦争の過ちを本当に反省し、死んだ人々の無念に報いることになると思います。
日本は決して武器を持って、再び殺し合いに参加してはいけません。
戦争による犠牲を出してはなりません。
平和の使者として、平和憲法を携え、パンと花束を持って、世界貢献すべきです。
転載元: 日々の感想、出来事など