<span itemprop="headline">12条するとはー不思議なクニの憲法の監督松井久子氏のお話 </span>
「不思議なクニの憲法」の松井久子氏のお話 「12条するとは」
「不思議なクニの憲法」が各地で上映されています。
ぜひ、選挙の前に見てほしい。それも友達や、家族、選挙権のできた若者たちといっしょに見に行ってほしい。
私も先週の土曜日、横浜のシネマリンでみました。
上映会スケジュール http://fushigina.jp/theater
26日の日曜日、埼玉県の浦和市での上映会には、監督の松井久子氏も出演されて、映画の後、お話されたそうです。その上映会に参加し、松井監督のお話を聞いた知人からとても感動的なお話を教えてもらいました。
「12条する」とは
日本国憲法12条 「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。また国民はこれを濫用してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負う」
私はこの「国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない」というところが、具体的にどういうことなんだろう、漠然とした疑問を持っていました。不断の努力とは・・・とこの条文を読むたびに思っていたのです。
その答えが松井監督のお話の中にありました。お話を聞いた知人が上手にまとめてあります。
以下、その知人からのメールです。
「不思議なクニの憲法」の上映会
場所は「認定こども園母の木の家」と言う保育園と幼稚園が一緒になったところです。
参加者は4,50名ほどで、この映画監督の松井久子さんや出演されていた土屋聖子さんも来ておられました。
終了後に松井監督が挨拶されました。
録音装置も持たなく、暗くて筆記もできませんでしたので正確なことは書けませんが、おおよその内容は次のことではなかったのかなと思います。
憲法や政治に関心のない人たちに関心を持たせるようにすることが大事。
歴史の事実をきちんと知ってもらうこと。
はじめて聞く言葉でしたが、「12条をする」ことについても述べられていました。
憲法は国の権力をしばるために作られたものだから、権力はなんとかそれをゆるめるようにする。
だから、我々は国がすることをいつでも見張っておく必要がある。
国が我々の権利をないがしろにする時には、はっきり声を出して意思表示することが必要。
そのような努力を休まず続けることで我々の自由や権利は、はじめて保たれる。
自分にできる小さなことを日々実行して行くことが、「不断の努力」だと思う。
この映画もそのような気持ちで作られたそうです。
また終了後の松井監督への質疑応答もありました。
Q:どのように無関心層に入って行けばいいのでしょうか。
A:まずは自分が信頼でき人から変えて行けば、人から人へと広げて行ける。
Q:信頼できるメディアはありますか。
A:テレビは全てダメ、信頼できなくなってしまった。
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憲法くらべ動画↓
自由に使ってくださいとのことです。
憲法くらべPDF版より↓
写真の右端にカーソルを持っていくと拡大マークが出ます。 このあたり↑
転載元: 風のたより~NAOのブログ