<span itemprop="headline">結城座の「注文の多い料理店」と毬谷友子</span>
結城座の「注文の多い料理店」観たのは1月の事です。今頃ですが。
「劇作家山元清多は、第一部「賢さんのトランク」で遠野市在住の児玉房子のガラス絵を使い宮沢賢治の人となりにスポットをあて、第二部では賢治の代表作「注文の多い料理店」を新進の画家寺門孝之の書き下ろしの絵を使い、ダイナミックに構成・演出。
写し絵という結城座独自の表現を駆使した賢治ワールドが誕生」「」引用です。
結城座の旗上げは寛永12年、1635年!
上演したのは市の文化小劇場で可愛い花道があります。知らなかったのでうれしくなりました。
以前、オペラ劇団「こんにやく座」の「注文の多い料理店」が風刺が効いていて素晴らしく良い舞台でした。市の補助もあるのか両方とも低料金。
「レ・ミゼラブル」の初代・ジャヴェール、セカンドの佐山陽規さんは上手くて驚いたものだがこの「こんにゃく座」の出身だったので納得したものです。
宮沢賢治はわらび座の「銀河鉄道の夜」や絵本「猫の事務所」で再認識しました。子供の時は読んでいて井上ひさしの舞台中継も観てるのに読みが浅い私です。
結城座http://www.youkiza.jp/index.htmlの舞台はテレビで「ネネム」を観たのが初めてでしょうか。
ナマの舞台は贔屓の毬谷友子主演、亡き山口小夜子の人形美術・意匠、竹本素京(この素晴らしい義大夫語りを聴くことが出来たのは幸せ。昨年11月に亡くなってしまった)の2004年夢の浮橋 人形たちの源氏物語を鑑賞したので期待したのです。
元宝塚の毬谷友子 HPはhttp://www.clubyaya.com/news.html
歌唱力抜群、メチャメチャ愛らしい方なのに狂気のような演技をみせてくれます。
彼女のバレエ「ハムレット 幻鏡のオフェーリア」観たときの感想はhttp://www.clubyaya.com/news.html
宝塚時代の舞台は後でビデオでちょっと観ただけ。こんなに凄い歌唱力なのに娘役トップになっていない! なせ? 宝塚にはしばしばあることですね。
退団後の「シェルブールの雨傘」観てないのは残念至極。
父・矢代静一が脚本を書いた『弥々』で良寛を慕う一人芝居はライフワーク。
贋作・桜の森の満開の下(夢の遊眠社)にも出演。
映画宮城野http://www.miyagino-film.com/で片岡愛之助と共演。
監督は74年愛知県生まれ。日本大学藝術学部映画学科監督コース卒業。同大学院修士課程修了。99年、『夢二人形』(98)が日本から最年少でカンヌ国際映画祭へ正式出品。新人部門のオープニング上映という最高の栄誉をもって迎えられ、イギリス・イタリア・韓国などへも招待、国内外の注目を集める。続編『三面夢姿繪(みつおもてゆめのすがたえ)』(00)は、2001年のフランス上映で喝采を浴びた山崎さん、楽しみですね。