<span itemprop="headline">ミュージカルSEMPO</span>
ミュージカルSEMPOを鑑賞。
以前、杉原さんの故郷八百津に出来た[http://www.town.yaotsu.lg.jp/sugiharatiune/index.html 記念館]見学しました。
今あの岐阜・八百津はどうなってるのか。
岐阜県産業廃棄物処理場問題で柳川町長襲撃事件のあった御嵩は八百津の隣ですね。
戦後の日本政府の杉原氏にした仕打ちにはやはりという感じでした。
こういう勇気ある一握りの方に救われる気持ちです。
吉川晃司主演 中島みゆき作詞作曲 Peter Yarin作曲
ドラキュラに続きうれしい生演奏、四季や宝塚地方公演も考えてほしい。
最初に登場するのは懐かしい井料瑠美、四季の「アスペクツ・オブ・ラブ」以来でしょうか。さすがの歌唱力。
次も元四季の沢木順、彼のユダヤ人の役のせりふひとつでぐっと来ます。大ベテラン!
昔、舞台の跳ねた後劇場から出てきた沢木さんを発見、大好きな方です。
杉原夫人は贔屓の元宝塚娘役トップの森奈みはる、凛とした立ち姿も美しい。彼女の歌も大好きです。
「人間として出来るだけのことをしようとしただけだ」とおっしゃる杉原夫人
国民の血税で贅沢の限りをしている官僚たちと対極の外交官、杉原千畝氏
彼が日本政府に逆らってビザを書かなかったら6千人のユダヤ人の命はなかった。
1940年、杉原の領事館にソ連を横断しに日本に渡り第三国に出国を希望する人々が「日本の通過ビザ」を求めて押し寄せた。
杉原にも退去命令が出る列車のなかまでビザを書き続けた杉原。
家族の命まで危険にさらされることだった。
この舞台は歌唱力ある懐かしい俳優さんが大勢出演しているのでうれしいですね。
主役の登場まで結構時間あります。吉川さんは名前ぐらいしか知らなかったのですが長身で堂々とした体格がぴったりです。歌も演技も、特にビザを書くシーンは杉原さん見るような気迫でした。
今夜は名古屋の楽であとは神戸の舞台が残っているのですが今日でお別れの二人の子役を吉川さんがカーテンコールで紹介すると二人とも感激して泣いているのでした。
次にふられたこれも元宝塚トップの彩輝なおは「名古屋最高!」と言って盛り上がりました。
珍しいことに俳優のサイン入り台本販売、吉川さんのは完売。
パンフも買えず一番安い席で鑑賞するのでオペラグラスが離せません。ヘ(´o`)ヘ
一人の人間が成し遂げることは侮れない。