<span itemprop="headline">「白バラの祈り」 2</span>
「白バラの祈り」の裁判のシーンで激高する裁判官に対し、ゾフィーたちの証言に戸惑う軍人たちに人間味がしました。
ゾフィー役のユリア・イェンチは「ベルリン 僕らの革命」に出ていた俳優。
本作で演技賞もらってます。ゾフィーが体の中に入ってしまったでしょうね。
ただ一度、ゾフィーが一人になったと時に慟哭する姿に胸が痛みますね。
同房の女性や看守もちゃんと人間性が描かれています。
良い台詞がたくさんあります。
「無償の愛って素晴らしいわ」「ユダヤ人は私たちとどう違うの」
「心を病んだ子度もたちをガス室に送った」×「価値の無い命だ」×「命は尊いわ」
「信念を捨てれば助ける」×「どんな困難にも正直に生きろといわれた」
「ユダヤ人の虐殺をやめさせるために」 「人間の尊厳を望みます」
「友のために死ぬものは永遠に愛される」
ダニエル・ブリュールの「グッバイ・レーニン」いい作品でした。ユーモア一杯にしかも愛情こめて東ドイツ崩壊を描いています。こういうその国の人の切実な現実を風刺こめて描く映画が好きです。
「ラヴェンダーの咲く庭で 」「戦場のアリア」にも出演。スペイン生まれとは知りませんでした。
「白ばら」のアレクサンダー・ヘルトも見覚えあると思ったら「シンドラーのリスト」「ヒトラー ~最期の12日間~」の人ですね。
あの目の演技、忘れがたいですね。悪の権化ではなく彼の人生も見える作品です。
写真はダニエル・ブリュール
後2本の白バラの映画、ドラマについてはこちらがくわしい。http://blog.livedoor.jp/takuya1975/archives/50338033.html