<span itemprop="headline">ダリ展・アメリカ絵画子供の世界展・岩合光昭展</span>
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友人に「生誕100年記念 ダリ展」のチケットをもらった。
油絵は勿論、水彩、挿絵、香水、広告デザイン、オブジェ、バレエ衣装、小道具の扇まで180点。ダリといえば教科書のだらりとした時計の絵。青年時代のハンサムな顔よりピンと跳ね上がったひげが印象的。最近では妻の存在が話題。「イメージが消える」は私も好きなフェルメールを尊敬して描いた騙し絵。
本物のダリに絵は緻密な面があり線も繊細。薔薇の絵にはすぐ眼がいく。立体のお土産も一杯販売。
美術展に行きいつも不満なのは、自分が一番好きな絵がポストカード等になっ
ていないこと。
なぜだろう。こんな所まで私は少数派なのか。
「アメリカ絵画子供の世界展」でもあのモ-ルス信号のモールスの描いた少女と猫の絵が非常に可愛いのにやっぱりない。
カタログは古本に出たら欲しいけれど2000円のを簡単に買うことは出来ない。
名古屋ボストン美術舘展はいつも展示の量も物足らない。
17世紀の裕福な子供の肖像(大人と同じ衣装、ルソーが主張するまで子供服もなく窮屈な身なりの子供たち)から19世紀までがほとんど。働く子供の肖像もあるが。それを埋め合わせるのか写真展等が付く。今回はアメリカ車のデザイン展。
子供の表情、衣服、持ち物、調度品などで生活や時代が分かり興味深いのに心残り。
上流階級の男の子は6歳ぐらいまでズボンはく事許されず女の子と同じ格好だけどボタンが多い服を着用。男の子は体が弱いから?
小さい花束を持ち猫抱いてる絵が多い。
傷つきやすい桃を持ってるのも意味があるという。昔は豊かな家庭の子でも生き延びるのは困難だった。
その壊れやすい愛くるしい笑顔をとどめたい気持ちは同じ。もっと子供の絵を見たい。
アンティーク市などで昔の子供のポストカード求めたこともあるが最近はそのコピーを本のようにして売っている。これならまだ安いがまた自分の好みとはずれる。
チャペックでも古い犬猫の写真でもなんともいえないいい味がある。
最後は岩合さんの「ふりむけば猫」展、
最近通りがかりの猫を撮影する人が多くそのアドバイス的な単行本も出版した岩合さん。
野生のパンダや、白熊、あざらしなどの過酷な場所の撮影でも有名。
地中海の飛ぶ猫から日本全国の猫や犬も撮影。お人柄が表れている暖かい写真が一杯。
私も猫の海ちゃんやアザラシの赤ちゃんの写真集を以前購入。
白熊がお花畑でくつろいでいる写真も和む。大人気である。家の中に人間以外の動物がいるのはいいですよ。
左は以前購入した岩合さんの「氷のゆりかご」たてごとあざらしの赤ちゃんが氷上で仰向けになっている写真なんてたまらない。ママとは別れがとても早いのが切ない。
右は子供の世界展のメインの絵。4人の少女がそれぞれ別の事している。座っている一番幼い子が目茶可愛い。この子のアップの写真が欲しい。海外へ行くとこんな子が一杯。中には話しかけてくれたり。アンティークドールそっくりだったり。大きな青磁の壺も気になります。
昨年6月の記事ですが楽天ではTBが出来ないので。