<span itemprop="headline">香山リカ講演会</span>

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大学ディの香山リカ講演会

｢子供や若者の”心”をのぞいてみれば」に行った。

会場に行くと、別室へ連れて行かれてしまった。そこも結構入っていた。

スクリーンで講師を見る講演会は初めて。

香山さんは、｢自分から進んで選んだ仕事ではない、理工に行きたかったのに。

三池監督もそうだけど偶然で選んだ仕事がうまくいくときがある。

内科外科も自信なくて精神科医に。

友人に止められたり、先輩に景気がいい時代だから失業するかもしれないと言われたり」

精神科と言うと恐い、ダークなイメージがあった。

ニコルソンの｢カッコーの巣の上で｣もそうでした。

ところが今はウツになるのは８人から１０人に一人、

自殺はロシアに次いでで多い国になってしまった。

アメリカの２倍、イギリスの３倍の自殺。

年間３万人自殺するということは３０万もの自殺願望者がいるということ。

(イギリス人が日本人は心を休ませる緑も無いといっていたことも思い出す。)

内科的な病気で長期休む時代でなく心の病で休む人のほうが多くなかった。

若者の引きこもり、リストカットなどの自傷行為、拒食症。過食症、

パニック症候群、目に見えないプレッシャーがある。

わかりやすいストレスではない。

福田辞任で政治家でない精神科医にコメント求めてくる時代。

汚染米に代表される心に悪い問題、疑心暗鬼になる。

自分では対処できない問題。疑う気持ちが晴れない。気が抜けない。

｢秋葉原事件｣、敗北感一杯、負けっぱなしであると自分を低く評価している容疑者

夢はワイドショー独占、凄いことしなければという観念。

どんな凶悪事件もすぐ忘れ去られる。ワイドショーなんて虚像。

勿論被害者やその家族には未来永劫苦しみが続くのに

頑張ってるのに自分を低く評価している。

大人がやって見せてほしい。今の生活に楽しいことがある。

地道にぶれずに。

堂々としてほしい。

人間は直接会ってる人にほめられ認められることが支えになる。

私も親がヒステリックに子供を叱っていたり無視して携帯に夢中になってるのを見るのは辛い。

子供は本来、親が好きで頼りにしているのである。

虐待した親をかばう子供もいる。

子供も親もほめて育ててほしい。