<span itemprop="headline">加藤周一さん死去!</span>
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来客などで朝刊読むのも遅く今、知った加藤周一さんの死去!
朝日新聞の「夕陽妄語」は、読んできた。
一度、憲法記念の集会で講演を伺ったことがある。
04年、大江健三郎さんらと憲法9条を守ろうと「9条の会」を設立。
小田実さんhttp://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/19604418.html
が亡くなり加藤さんも!ショック。
1994年に朝日賞
2000年にフランスセイフカラレジオン・ドヌール勲章が贈られている。
妻の矢島翠さんは「 評論家・翻訳家.共同通信女性初のニューヨーク特派員。女性運動が活発だった1970年代半ばに米国各地を精力的に取材することで、それまで感じてきた「女性」というしがらみから脱皮する。興味を持った外国語を次々と会得」asahicomより
以下は毎日JPからの引用です。
5日、89歳で死去した評論家の加藤周一さんは、「雑種文化論」など幅広い評論で知られた。ヨーロッパの大学で初の日本人の主任教授となるなど、国際的知識人として活躍。時事問題でも積極的に発言した。
被爆直後の広島を、医学調査団の一員として訪れた経験もあり、時事的発言では、軍国主義復活の危険性と民主主義の徹底を訴えた。60年代はベトナム戦争に反対。80年代は原水爆禁止世界大会に出席したり、防衛費GNP1%枠突破を批判。90年代の政界再編を戦前の「『翼賛議会』に限りなく近づく」と問題視した。
晩年も、教育基本法改正に反対したり、「九条の会」で「武力によらない平和外交の方がはるかに現実的で経済的」などと主張。戦後民主主義を代表する知識人として、最後まで一貫した主張を展開した。【鈴木英生】
◇哲学者の鶴見俊輔さんの話
加藤さんは10歳代前半から既に日本の軍国主義に疑いを持っていた。その思いは今日まで持続し、戦争を起こす人間の存在そのものを原理的に考え、言論活動を通じて戦争のもたらす悲惨さを訴えた。
彼の知的背景には思想、哲学、文学、美術など人類が築き上げてきた芸術への深い理解と愛があったと思う。加藤さんのような人を真の意味での知識人と呼びたいし世界でもまれな存在だった。