riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">世界中でなぜ「源氏物語」がもてはやされるのか</span>




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昨夜BSで万葉集特集があり私の好きな山上憶良や「君が行く 道の長手を繰り畳ね 焼き滅ぼさむ 天の火もがも」も紹介されていました。

東儀秀樹さんの演奏に寝ていた猫が何事かと目を覚ましました。挙動不審!
目をまんまるくしてて首をのばしてどこから聞こえてくるのかとあらぬ方向を。
ほかの音楽ではこんなことはありません。この子たちの祖先は日本生まれでないから?

猫が来る前は東儀さんの曲はよく聞いていたのに。最近CDかけけていなかった。

朝刊には「希望は女性にあり」吉田秀和さんと丸谷才一さんの新春対談が載っていました。

暮れには玉三郎の鬼気迫る六条御息所(一生の思い出になりそうです)を観て1日には玉三郎の衣装考証のドラマ源氏物語を。


歌舞伎チャンネルでは以前放送した「浮舟」(かわいらしい玉三郎の浮舟に仁左衛門の薫、勘三郎の匂宮、最高の組み合わせでした)

「末摘花」勘三郎の末摘花、玉三郎の光君、これも大御馳走でした。

さて対談では、

吉田 「日本最大のホープは女性たち。ベルリンフィルのような世界一流のオーケストラからベネズエラの子供を中心とするオーケストラまで女性のメンバーがそのうち半数を超えそうな勢い。」

丸谷「文学も女の人のものがいい。男の作家たちは繰り返しになりがち」


「世界中でなぜ「源氏物語」がもてはやされるのか、バハオーフエンの、人類の歴史は6千年も父権的な時代が続いてきたという説を援用しながら「源氏」が広く読まれる背景として人類文化そのものが6千年ぶりに、母権的な時代に変わろうとしている一つの大きな兆候ではないか。

母親が家族の長であり、社会の指導者であり偉大な女神であっった文化があった。
その痕跡が平安時代にまだ残っていて源氏も面白く、世界でも珍しい文学が出来た。細雪」や「サザエさんの人気も同じ。

女性史を勉強したとき、高群逸枝などの著作は衝撃でした。
日本は世界史的に長く母系制が残り平安時代までは通い婚、婿入り婚、だった。そういえば今でも実家がお産の面倒を見たり雛人形を贈ったりする。

日本では女性の政治家がまだ少ないけれど

過去にエリザベス1世やマリア・テレジア、エカテリーナ、サッチョーなど傑出した人がいる。

総理も女性にやってほしい
と吉田さん。うれしいですね。

映画にもなった「私は二歳」の松田道雄さんも「女性にしか期待しないと言っておられた。

丸谷さんの「輝く日の宮」は鏡花賞受賞。面白かったです。

徳川美術館の「源氏物語もちろん、最高です。