riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">美術回顧2009</span>



昨年秋はかつてないぐらいの美術展に足を運びました。招待券が多かったのですが出歩いてばかりでちょっとした感想すらもなかなか書けませんでした。
朝日新聞、東海 美術回顧で高橋綾子氏名古屋芸術大学准教授)が筧忠治展「孤高の異端作家の全貌を堪能できた」と挙げてくださってうれしかったです。

高橋さんは一位に「近代の東アジアイメージ展」
三位にあいちトリエンナーレ2010プレイベント放課後のはらっぱ櫃田伸也とその教え子たちを挙げていられます。私にとっても非常に印象深い美術展でした。
放課後のはらっぱ櫃田伸也とその教え子たち


今をときめく奈良美智達を教えた櫃田伸也先生(先生は洋画家なのに有名な日本画を思い出してしまう)の似顔絵やアトリエ、蔵書、コレクション、と学生達の作品。やっぱり皆さん若い時から上手いんですよね。この先生は生徒の絵を買って励ましたという。いい話です。
展示の仕方も面白かったのに、市美術館の方は見逃してしまった。


先生の蔵書には絵本や漫画もある。


櫃田伸也「朝の斜線」1977年



奈良美智「case of insanity」(左)1986年



加藤美佳「カナリヤ」1999年

ジュゼッペ・ペノーネ展も初めて観たイタリアの前衛彫刻家の葉っぱの香のする巨大な作品に惹かれました。


高階秀爾(美術史家・美術評論家)があげられた「冨田溪仙展」、せっかく九州行ったのに一泊しかできず観られなくて残念です。 どこかでまた巡り合えますように。




島成園 1925上海にて
豊田美術館の「近代の東アジアイメージ展」
総展示作品数は約300点、107作家を網羅
日本近代、現代の日本画家、洋画家、写真家の見ごたえあるというか、日本が植民地にしたり蔑視した国の風景、人物画で、書ききれませんので次回に。
豊田市美術館単独開催。前期には行けなかったけれど。