riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">林真理子の「六条御息所源氏がたり」</span>



 

和楽を読んでいたら 林真理子の「六条御息所源氏がたり」 が載っていた。
読みだしたら止まらないぐらい、面白くて読みやすい。

図書館にリクエストして読みました。初めて林さんの本を読みました。

今日、お昼のトーク番組で林さんはエッセイのネタがあれば45分ぐらいで一気にかけると。だから読みやすいというようなお話でした。

植毛のアルバイトしていてなんで私がこんなことしなくてはならないのかと嘆いていたそうです。今も結構、お連れ合い様に気兼ねしてお出掛けしているようです。

遠藤周作カルメンを歌っていたのが笑えます。



この源氏は題名からもわかる通り六条御息所からみた光と女君たちの物語。
時に辛辣であけすけに男女の事を描いています。こういう辛口好きなんです。

光の母親の更衣にしてもただ優しくはかない女ではなく野望持った女だと断じている、こういう見方も出来ますね。

今の男性に一番人気のある夕顔に対しても…彼女から見たら嫌しい身分の女ですから。

女性は六条御息所がお好きな方が多い。演劇的には面白いけれどそんな立場は恐ろしい。源氏占いでは恐れ多くも紫の上や雲居の雁でした。

藤壺も結局罪の子を天皇にするのですから凄い。


 


10代の頃、わからないながらも与謝野晶子訳を読み最近では俵 万智の「愛する源氏物語丸谷才一の「輝く日の宮」 がよかった。


舞台は勿論玉三郎の鬼気迫る六条御息所、最高(一生の思い出になりそうです)

玉三郎の衣装考証・仁左衛門のドラマ源氏物語を再放送で観ました。



 


「浮舟」(かわいらしい玉三郎の浮舟に仁左衛門の薫、勘三郎の匂宮、最高の組み合わせ<でした)

「末摘花」勘三郎の末摘花、玉三郎の光君、これも大御馳走でした。

海老蔵の代役に仁左衛門様や愛之助さん!

仁左衛門玉三郎のコンビは今も一番観たいカップルです。