riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">原発映画特集「六ヶ所村ラプソディ」</span>

「塔の上のラプンツェル」「ツーリスト」「ラブ・アンド・アザー・ドラッグス」「ザ・ロンリー・メイドゥン」
 
ゲキシネ「薔薇とサムライ」   シネマ歌舞伎女殺油地獄
 
どれも良かったのですが取り上げる時間がありません。
この原発映画特集はお勧めします。
 
まだ「六ヶ所村ラプソディ」と「ヒバクシャ」しか観ていませんがどれも良作です。
 
六ヶ所村ラプソディ、は小出先生もご出演、闘った漁師の方や今も米やチューリップを作って抵抗されている女性には涙でした。あのときに全国的な運動にならなければいけませんでした。

 
以下はシネマスコーレhttp://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/home.htmからの引用です。
 
テレビでは教えてくれない原発の真実
2004年、青森県六ヶ所村原発で使った燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場が完成した。ここは核燃料のサイクル基地としての中核工場になるはずだが。2005年イギリスのセラフィールド再処理工場で事故が起きた。六ヶ所の隣村で農業を営む人、核燃に頼らない村づくりをする人など多数の関係者に取材。いま注目の原子力安全委員会斑目(まだらめ)春樹委員長も登場する。
2006年/日本/119分/グループ現代配給/長編ドキュメンタリー/DLP上映
監督/鎌仲ひとみ プロデューサー/小泉修吉
撮影/大野夏郎 松井孝行 フランク・ベターツビィ
6/25~7/1 10:00~12:00
7/2~7/8 10:00~12:00
「祝の島」
山口県上関町祝島(いわいしま)。瀬戸内海に浮かぶ人口約500人が住む島。1980年、この島の対岸4キロメートルに原子力発電所の建設計画が浮上。天然記念物や絶滅危惧種の宝庫でもある海域の埋め立てをめぐり
漁民は約10億円という漁業補償金の受け取りを拒否。以来28年間反対を続ける島民の日常を、2年間に渡り映し撮る。
2010年/日本/105分/サスナフィルム配給/長編ドキュメンタリー/DLP上映
監督/纐纈(はなぶさ)あや
撮影/大久保千津奈 編集/四宮鉄男
6/25~7/1 16:15~18:05
 
「ヒバクシャ 世界の終わりに」
1998年、湾岸戦争後のイラクを訪れ、劣化ウラン弾により白血病を病んだ多くの子供達に出会う。劣化ウラン弾は、原子力産業から出る廃棄物から作られる。ヒバクした子供達の取材をきっかけに、広島で被爆した85才になる肥田医師の、微量の放射線がもたらす危険に耳を傾ける。そしてアメリカのハンフォードのプルトニウム工場周辺の農民を取材し、ヒバクの実体に迫る。
2003年/日本/116分/グループ現代配給/長編ドキュメンタリー/DLP上映
監督/鎌仲ひとみ 撮影/岩田まき子 家塚信
音楽/クリストフ・ヒーマン

6/25~6/27 6/29~7/1 18:15~20:15
7/2~7/8 12:10~14:10
 
アレクセイと泉
1997年、チェルノブイリ汚染地“ドゥヂチ村”を舞台にした映画『ナージャの村』を撮り上げた本橋成一監督が、今度は同じくチェルノブイリ汚染地の“ブジシチェ村”の自然とそこに暮らす人々の姿を追ったドキュメンタリー。村の中心部にある<百年の泉>と人々の関わりを中心に、ゆったりとした時間の中でつましく暮らす人々をフィルムに収めていく。

2002年/日本/104分/サスナフィルム配給/長編ドキュメンタリー/DLP上映
監督/本橋成一 音楽/坂本龍一


6/18~6/24  12:10~13:55
6/25~7/1 12:10~13:55


ナージャの村」

かつては300世帯の農民が暮らしていたベラルーシ共和国ゴメリ州ドゥヂチ村は、チェルノブイリ原発の事故によって放射能汚染にさらされ、今ではわずか6世帯15人が暮らすだけの寒村になってしまった。政府からは村への立ち入りが禁止され、大地が汚染されていることも知りながら、残った彼らは村を離れようとはせず、家畜を育て農作物を栽培し、昔と変わらない営みを続けている。

1997年/日本/118分/サスナフィルム配給/長編ドキュメンタリー/DLP上映
監督/本橋成一 音楽/小室等


6/18~6/24 14:05~16:05
6/25~7/1 14:05~16:05
 
追記2006年にこの映画を見た方の感想の一部です
六ヶ所村のヒトたちは言う。
「再処理工場がなかったら仕事がなかった」と。
 しかし、日本中、世界中に放射能を撒き散らしてまでするほどの価値
ある事業ではないでしょ、と言いたい。

 ともかく今日も六ヶ所は稼動している。
 放射能も空と海へ吐き出している・・
 すごい現実が日常となっている・・

 チェルノブイリ原発事故の10年後が小児白血病のピークだったこと
を考えると、日本中で小児白血病・死産・流産・奇形児がいま以上に多
発し社会問題化するのは10年後だろう。

 六ヶ所の先輩にフランスのラアーグとイギリスのセラフィールドがあ
る。どちらも再処理工場周辺は放射能汚染されてしまった。現在は両国
とも再処理からの撤退を表明している。にもかかわらず、我らがニッポ
ン・六ヶ所はいまからセラフィールドの悲劇を繰り返したいのだろうか。

 広瀬隆さんの「ドイツの森番たち」に書いてある通り、核廃棄物の再
処理は、核先進国であったドイツでさえ、度重なる事故によりあきらめ
た核の技術なのに。



 おカネの問題もある。
 おカネは人間が編み出した便利なルールに過ぎないのに、
 いまや、大部分のヒトがおカネの奴隷になっている。
 金持ちも、原燃に投資すれば儲かるとなればよろこんで投資するのだ
ろう。
 
京大 小出教授によると、プルトニウム 10g で 1,000 万人の致死量
なのだそうです。ということは、日本人全員を殺すのにプルトニウム
わずか角砂糖六個分あればこと足りることになります。

 六ヶ所ではそんな危険なプルトニウムを年間7トンもつくる予定です。
これは原子爆弾 1,200 発分に相当します。

 陸路で搬入されている「高エネルギー廃棄物」は、放射能が漏れない
ように頑丈なキャスクに入っていますが、もし、キャスクのない状態で
「高エネルギー廃棄物」のとなりにヒトが立つとわずか2秒でショック
死してしまうほどの代物です。

放射能」とは放射する能力のことなんですね。あまりにもエネルギー
が高いので、原爆にも原発にも使用できるのですが、人間には扱いが難
しいわけです。



 とにかく現在、六ヶ所は稼動中です。2006.11.2(つい先日)からプ
ルトニウムの製造が始まっています。2007.8 から、フル・スピードの
本格稼動となります。

 年間にチェルノブイリ原発事故のときの10倍の放射能を空と海に放
出します!致死量に換算しますと、52,000 人分の放射能です。