<span itemprop="headline">渡辺保「歌舞伎ナビ」</span>
いつもは辛口の渡辺保氏の「歌舞伎ナビ」、
とても詳しくて面白く読みました。
同じ作者の「能ナビ」を友人に教えてもらい、読みましたら、この歌舞伎ナビもあることが分かり図書館で借りました。
ここはこういうことなんだなあとか、見どころがわかります。通人はだめとか(笑)
上左は最近ゲットした中古の新書。当時より高くはなっていますが、750円で有難い。
右は六代目と言えばだれでも知っている菊五郎の「鏡獅子」のかわゆい弥生
六代目は女形も立ち役も坊主も出来た名優。今の俳優も昔の役者の写真見て、修行するようです。
この歌舞伎ナビには名優の風情ある写真やイラストが一杯で読みやすい。
腰が入っていてぴたりと決まっている六代目の舞姿、こういう体勢はきついでしょうね。
映画界に行く前の橋蔵は綺麗な女形でした、写真で見ただけですが元NHKアナ鈴木さんも言っていました。
玉三郎丈はフランスで勲章授与されてすぐ今度は沖縄舞踊公演、沖縄の王女役の扮装、お似合いでしょうね。チケット完売で観ることかないませんでしたので、(天皇夫妻は観劇)今日は歌舞伎会会員最下層の私も新しい歌舞伎座のチケ取りに参戦、30分近くかかって3階席ゲットしました。無事に観劇出来ますように。
渡辺氏は新聞の劇評でもクビになったそうですから。
追記 日仏混血の十五代目羽左衛門の美貌は有名