riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">憲法96条が変えられると何が起こるのか </span>



  
みなさま    西英子です。
なぜ96条改正なのか? その狙いは何か
5月5日「こどもの日」に東京ドームで、長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の
国民栄誉賞」の表彰式がありました。そこに巨人のユニホーム
を着た安倍首相が登場しました。背番号は「96」です。テレビで
大写しになっていました。
子どもを対象にした催しに、政治的意味のある「憲法96条改正」
をアピールすることに、私は首相の政治感覚に怖いものを感じました。
安倍首相は7月の参議院選挙で憲法96条改正を争点にします。
憲法改正の国会の発議を2/3から1/2にすることを公約して
います。これができれば、憲法改正は極めて容易になります。
そこが安倍政権の狙いめです。
96条改正は単なる「改正手続きの変更」ではありません。次に来る
のは 9条改悪です。この意図を見落としてはなりません。
国会議員の半数以上の賛成で9条改正の発議ができることになります。
現在、国民の多数が「9条を護れ」といっていますが、96条改正
に関心をもつ人は多くはありません。96条改正は9条改正のための
下準備なのです。
自民党憲法改正草案では、現9条2項の「戦力を保持しない、交戦権は
認めない」を全文削除して、「国防軍を保持する」に変えます。
集団的自衛権も認めます。また、戦前にあった「軍法会議」を設けて
国防軍の機密を漏らした者を罰するとしています。
9条にとどまらず、言論・集会・結社の自由は「公の秩序を害さない」
場合のみ認めるなど、政府が国民を抑圧することになっています。
憲法が政府の横暴を抑制するという「立憲主義」の考え方が逆転して
います。
6月1日、愛敬浩二さんが詳しくお話されます。
緊急に決めた講演会ですので、夜になってしまいましたが、ぜひ ご
参加くださいますようお願いします。 
(月刊誌「世界」6月号で、「96条からの改憲」特集をしています。
今、発売中です)
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テーマ: 9条が危ない! 
       憲法96条が変えられると何が起こるのか 
  
講 師 : 愛敬浩二さん
      憲法学者 名古屋大学大学院教授
      奥平康弘、愛敬浩二、青井未帆 編
      『改憲の何が問題か』岩波書店より緊急出版(5月28日発売)
日 時: 6月1日(土)午後6時~8時30分
会 場: 名古屋市女性会館 2F 視聴覚室
加費: 800円
主 催: 愛敬浩二講演実行委員会