<span itemprop="headline">鶴舞公園115年</span>
100年ちょっと前の鶴舞公園
以前写真集で見て驚いた金閣風の建物。
左上の美術館は現存しません。アールデコの雰囲気ですね。
右下は今も現役の名古屋市公会堂
1924(大正13)年名古屋市に公会堂建設をと市民の寄付を仰いだが、おりしもの金融恐慌で寄付事業が頓挫し、工事は中断した。その後、昭和天皇の御成婚記念として昭和5年に完成しました。当時としては日本有数のホールを持つ堂々たる建物でした。戦時中は陸軍の司令部として使用され、戦後は1956年まで進駐軍の施設として、建物、公園とも大半が接収され、日本人はオフリミットでした。昭和31年の接収解除後の建物の各所には英語の落書きや、ナイフの切り傷が有りました。返還後は改装を重ね、現在、式典、公演、集会などに利用されています。
こげ茶色のタイル張りの重厚なレトロ調建築は、若い人にも受け、また中高年層には懐かしい若き日の思い出いっぱいの建物です。周りが広い駐車場に成っているので便利が良く、現在もほぼ毎日イベントが行われています。
こげ茶色のタイル張りの重厚なレトロ調建築は、若い人にも受け、また中高年層には懐かしい若き日の思い出いっぱいの建物です。周りが広い駐車場に成っているので便利が良く、現在もほぼ毎日イベントが行われています。
噴水塔は、ヨーロッパ様式の重厚な造りで共進会会場の正面につくられた、(設計者は奏樂堂と同じ鈴木禎次工学士)、その後、公園のシンボルとして永く市民に親しまれてきたものです。地下鉄鶴舞線の建設工事に伴い昭和48年に解体されましたが、同52年に築造当初の姿に忠実に復元されまた。この噴水塔は、大理石の円柱に岩組を配した和洋折衷の明治調を良く表現し、全体としてはローマ様式の変化のある豊かな水景を形ずくっています。 この下は名古屋市内を縦横無尽に走る地下鉄が毎日運行しているのですが、静かにたたずめば、音や振動が感じられるでしょうか? |
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