<span itemprop="headline">時代超え輝く井上ひさし反戦劇「きらめく星座」</span>
さすがです、前にすまけい・藤木孝で観たかもしれません。
このお二人絶品でした。
傷痍軍人や脱走兵とその家族と同居人の話です。
脱走や兵役拒否等すれば非国民として村八分です。
娘が傷痍軍人と結婚することで何とか世間の目をやわらげてもらいますが…
最後、登場人物が満州や長崎になどにちりじりになりその運命を知ってる私たちは…それも今の自分たちの危うい境遇に通じます。
井上作品は笑いや音楽で引き込んで大事なメッセージを送ります。
スターになれず屈折してるけど明るい後妻さん、最後には
時代や人間の愚かさに抵抗する歌を。
カッコいい、上手いさすがこの作品でも演劇大賞受賞しています。
秋山奈津子
ひとつは、庶民の暮らしから歴史のうねりを描く作劇術を確立させたこと。「きらめく星座」に「闇に咲く花」「雪やこんこん」(ともに87年初演)を合わせた「昭和庶民伝三部作」は、再演を繰り返す代表作となった。
左ドラマ相棒でもご活躍の山西 惇、
今回は宮沢賢治の「星めぐりの心」を伝える広告文案家の役。
一人なら大人しいのに、群れるとアジア人や「非国民」を悪しざまに、
いじめ抜くこの国民性?何とかしなければならないと思います。
下は劇評です。
井上ひさしを高く評価していた扇田さん、ミュージカル雑誌でもお馴染じみだったのにお亡くなりになり残念です。
約半世紀にわたり、日本の現代演劇の最前線を紹介し続けた演劇評論家で、元朝日 新聞編集委員の扇田昭彦(せんだ・あきひこ)さんが、22日午後9時1分、悪性リンパ腫 のため東京都小平市の病院で死去した。74歳 朝日新聞
今のネットの映画レビュー等はよく知らないで悪評書き込む人もいるので要注意です。
プロでも提灯記事閣記者や評論家がいて困りますけど。
映画やコンサートを実際に観ないで劇評書いて問題になったことあります。
旅の本も有名なイタリア絵画が左右反対になっていたり、レース編みの本が間違っていて完成出来なかったことがあります。
人間には間違いがあるので原発が絶対安全等言えるはずありません。
数えきれないほど原発事故は隠されてます。
下は劇評です。