<span itemprop="headline">「のらりくらり」と「大本営発表」と…</span>
「のらりくらり」と「大本営発表」と…
今日ね、たまたま、お昼前の時間帯に生中継でやってた国会の参院予算委員会質疑の模様を
NHKで見てましたんやけど、そこでは共産党の小池議員が安倍首相に対して
「今、子どもの6人に1人が貧困という状況で、
日本は「貧困大国」であるという認識を持たんとアカンのやないか」
…という趣旨の質問をしとったんです
素朴に考えて、子どもの6人に1人が貧困…ってことになってるならば
そら、正真正銘の「貧困大国」やろ…それに、安倍ちんたちはなにかと言えば日本のことを
「~大国」と自称するのが好きみたいやし、それやったら、
「日本は貧困大国」と胸を張ってもええやないか…と書きつつ、
そんなことは決して胸を張れることではないんですけども
それくらいの客観的事実くらいは認めてもらった上でいろんな政策を考えてもらわんことには
(子どもの)貧困がなくなるわけないやんけ…と思うのに、
安倍首相と言えば、その問いかけには正面から答えず
なんか、のらりくらりとした(…それゆえ、ふざけた)答弁を返してましたわ
(与党の政治家が野党の質問にちゃんと答えず、関係ないことやおんなじことを延々を繰り返して
野党の質問時間を浪費させるのは、もう、この国の国会の定番でっせ…)
…で、これまた夕ご飯を食べながら、たまたま見てたNHKのニュースでは
もう恒例となった「気象トップニュース」を延々とやってまして、
ぼくの父などは、「もうええわ!」と言いながら何度かチャンネルを変えて抵抗したものの、
他のチャンネルも見るほどの番組がなく、しばらくTVを消してましてんけど
もう「気象トップニュース」も終わってるやろ…と思ってTVのスイッチをつけると
ようやく、本日の参院予算委員会の質疑のことを取り上げてたので、
ぼくはそれを最初からずっと見てたんです
するとそこでは、(子どもの)貧困問題について質問をする新党改革と社民党の質問は紹介してたのに
ぼくがお昼に見た「共産党の質問」は、なぜだか省略…されてましてん
ここでぼくは、そんでもまぁ、あんまり少ない政党の質問は
ニュースでカットされることもあるしな…なんてことを一瞬考えたものの
よう考えてみたら、共産党は新党改革よりも、そして、社民党よりも参議院議員の数が多いやんけ…
それなのに、なぜかNHKは(子どもの貧困問題)に関して質問をしてた「共産党議員の場面だけ」を
ニュースから除外し、その他の事柄についての日本の心をたいせつにする党の質問までご丁寧に紹介しつつ
そのままこのニュースを終えたのでした(…って、なんでそないなんのん!?)
(→この「露骨ニュース」は「首相 憲法改正の必要性 おおさか維新などとも共有(NHK)」で
動画とともに確認できます…)
…と、ホントは書くつもりのなかった「NHKの露骨さ」をまた書いてしまいましたけど
お昼前に、安倍ちんをはじめとする与党の政治家の「のらりくらり答弁」を聞いた後、
これまた、たまたま「日銀の支店長会議」のニュースが民放でありまして
そこでは、日銀の支店長が全国から集まる会議で
「景気は緩やかに回復している」ことが確認された…とゆうてました
ぼく、この「景気は緩やかに回復している」という言葉を、もうなんべん聞いたかわからんくらいなんですけど
日銀(支店長会議)は、その言葉だけを使うと批判がおきそうなときだけ
「景気は踊り場にある」という言葉を挟むくらいで、結局、何があろうと
「景気は…回復」の一点張り…であります
ぼくは自分自身の暮らしぶりから感じる実感として、もうずーーーっと前から
「生活は苦しくなるばかりで、それは景気が悪いからや」と思てるんですけども
有名大学を出てぼくよりはるかに高学歴の方々が集まる日銀の支店長会議では
そない考えずに「景気は…回復」という結論でいっつも一致…ということになってますねん
ぼく、こんな日銀(支店長会議)の姿を見てると、その昔、ウソばっかり言うことで有名な「大本営」を思い出して
日銀(の支店長会議)は大本営みたいや、ウソばっかり言うてからに…と、強く思うんですけど
質問にマトモに答えない大臣や、客観的状況をマトモに認識できない中央銀行の面々を見てると
こんな体たらくでマトモな政治とマトモな金融政策が行われるわけないよな…と
なんだか、妙に納得してしまうのでありました
※取り上げる価値もない…とは思いつつも、
まだこんなやりとりをしてんのか!…という場面があったので、ツッコんでおきますと、
NHKのニュースのなかで…
NHKで見てましたんやけど、そこでは共産党の小池議員が安倍首相に対して
「今、子どもの6人に1人が貧困という状況で、
日本は「貧困大国」であるという認識を持たんとアカンのやないか」
…という趣旨の質問をしとったんです
素朴に考えて、子どもの6人に1人が貧困…ってことになってるならば
そら、正真正銘の「貧困大国」やろ…それに、安倍ちんたちはなにかと言えば日本のことを
「~大国」と自称するのが好きみたいやし、それやったら、
「日本は貧困大国」と胸を張ってもええやないか…と書きつつ、
そんなことは決して胸を張れることではないんですけども
それくらいの客観的事実くらいは認めてもらった上でいろんな政策を考えてもらわんことには
(子どもの)貧困がなくなるわけないやんけ…と思うのに、
安倍首相と言えば、その問いかけには正面から答えず
なんか、のらりくらりとした(…それゆえ、ふざけた)答弁を返してましたわ
(与党の政治家が野党の質問にちゃんと答えず、関係ないことやおんなじことを延々を繰り返して
野党の質問時間を浪費させるのは、もう、この国の国会の定番でっせ…)
…で、これまた夕ご飯を食べながら、たまたま見てたNHKのニュースでは
もう恒例となった「気象トップニュース」を延々とやってまして、
ぼくの父などは、「もうええわ!」と言いながら何度かチャンネルを変えて抵抗したものの、
他のチャンネルも見るほどの番組がなく、しばらくTVを消してましてんけど
もう「気象トップニュース」も終わってるやろ…と思ってTVのスイッチをつけると
ようやく、本日の参院予算委員会の質疑のことを取り上げてたので、
ぼくはそれを最初からずっと見てたんです
するとそこでは、(子どもの)貧困問題について質問をする新党改革と社民党の質問は紹介してたのに
ぼくがお昼に見た「共産党の質問」は、なぜだか省略…されてましてん
ここでぼくは、そんでもまぁ、あんまり少ない政党の質問は
ニュースでカットされることもあるしな…なんてことを一瞬考えたものの
よう考えてみたら、共産党は新党改革よりも、そして、社民党よりも参議院議員の数が多いやんけ…
それなのに、なぜかNHKは(子どもの貧困問題)に関して質問をしてた「共産党議員の場面だけ」を
ニュースから除外し、その他の事柄についての日本の心をたいせつにする党の質問までご丁寧に紹介しつつ
そのままこのニュースを終えたのでした(…って、なんでそないなんのん!?)
(→この「露骨ニュース」は「首相 憲法改正の必要性 おおさか維新などとも共有(NHK)」で
動画とともに確認できます…)
…と、ホントは書くつもりのなかった「NHKの露骨さ」をまた書いてしまいましたけど
お昼前に、安倍ちんをはじめとする与党の政治家の「のらりくらり答弁」を聞いた後、
これまた、たまたま「日銀の支店長会議」のニュースが民放でありまして
そこでは、日銀の支店長が全国から集まる会議で
「景気は緩やかに回復している」ことが確認された…とゆうてました
ぼく、この「景気は緩やかに回復している」という言葉を、もうなんべん聞いたかわからんくらいなんですけど
日銀(支店長会議)は、その言葉だけを使うと批判がおきそうなときだけ
「景気は踊り場にある」という言葉を挟むくらいで、結局、何があろうと
「景気は…回復」の一点張り…であります
ぼくは自分自身の暮らしぶりから感じる実感として、もうずーーーっと前から
「生活は苦しくなるばかりで、それは景気が悪いからや」と思てるんですけども
有名大学を出てぼくよりはるかに高学歴の方々が集まる日銀の支店長会議では
そない考えずに「景気は…回復」という結論でいっつも一致…ということになってますねん
ぼく、こんな日銀(支店長会議)の姿を見てると、その昔、ウソばっかり言うことで有名な「大本営」を思い出して
日銀(の支店長会議)は大本営みたいや、ウソばっかり言うてからに…と、強く思うんですけど
質問にマトモに答えない大臣や、客観的状況をマトモに認識できない中央銀行の面々を見てると
こんな体たらくでマトモな政治とマトモな金融政策が行われるわけないよな…と
なんだか、妙に納得してしまうのでありました
※取り上げる価値もない…とは思いつつも、
まだこんなやりとりをしてんのか!…という場面があったので、ツッコんでおきますと、
NHKのニュースのなかで…
…というやりとりがありました
日本軍性奴隷制度が世界から強い非難を受けるのは、それが「慰安婦の集め方」が強制連行だったから…ではなく
この制度そのものが、女性の人権を深く強く侵害するもの…であったからです
だから、「慰安婦の集め方」に拘ってる人たちは、この問題の本質からわざと目をそらせてるだけ…
つまりは、自分たちの罪を軽く見せようと腐心してるだけ…なんですけど
彼らが必死で否定してる「軍や官憲によるいわゆる強制連行」かてちゃんとあったんです
それは、連合国の裁判記録でちゃんと確認されてますし、(→「白馬事件」参照)
日本の裁判所でも事実認定されているところですが(→「慰安婦の被害事実(証言を含む)が認定された8件の裁判」参照)
このうち、「白馬事件」については、河野談話作成時に
既に政府にこの資料が収集されていたことが確認されてますので
安倍ちんの言うてることは、「まったくのウソ」であります
(日本軍の要請に基づいて民間業者が運営していた「慰安所」は前線に近いところにはあまりなかったので、
前線にいた兵士たちが「自前で」女性を強制連行して慰安所をつくった…ということが多々あり
日本の裁判所が認定した「慰安婦の強制連行」も、後者のパターンが多いです)
また、日本軍性奴隷制度は、日本軍が企画立案実行したもの…であり、
その実施について、民間業者を関与(協力)させただけ…です
つまり、日本軍性奴隷制度は日本軍こそが主犯…というか主体でありまして、それを「関与」と表現するのは
日本語表現として誤りでありますので、安倍が「日本軍の関与を認めた」と評価するのは間違いです
(それは日本軍の主体性(主犯性)を否定する言い方ですので…)
※このウソつき問答を引き出したのは、「日本のこころを大切にする党の代表」でありますが
彼らのこのような恥ずべき振る舞いを見てると、彼らは「ウソをつくのが日本のこころ」…と考えてるようですね
日本軍性奴隷制度が世界から強い非難を受けるのは、それが「慰安婦の集め方」が強制連行だったから…ではなく
この制度そのものが、女性の人権を深く強く侵害するもの…であったからです
だから、「慰安婦の集め方」に拘ってる人たちは、この問題の本質からわざと目をそらせてるだけ…
つまりは、自分たちの罪を軽く見せようと腐心してるだけ…なんですけど
彼らが必死で否定してる「軍や官憲によるいわゆる強制連行」かてちゃんとあったんです
それは、連合国の裁判記録でちゃんと確認されてますし、(→「白馬事件」参照)
日本の裁判所でも事実認定されているところですが(→「慰安婦の被害事実(証言を含む)が認定された8件の裁判」参照)
このうち、「白馬事件」については、河野談話作成時に
既に政府にこの資料が収集されていたことが確認されてますので
安倍ちんの言うてることは、「まったくのウソ」であります
(日本軍の要請に基づいて民間業者が運営していた「慰安所」は前線に近いところにはあまりなかったので、
前線にいた兵士たちが「自前で」女性を強制連行して慰安所をつくった…ということが多々あり
日本の裁判所が認定した「慰安婦の強制連行」も、後者のパターンが多いです)
また、日本軍性奴隷制度は、日本軍が企画立案実行したもの…であり、
その実施について、民間業者を関与(協力)させただけ…です
つまり、日本軍性奴隷制度は日本軍こそが主犯…というか主体でありまして、それを「関与」と表現するのは
日本語表現として誤りでありますので、安倍が「日本軍の関与を認めた」と評価するのは間違いです
(それは日本軍の主体性(主犯性)を否定する言い方ですので…)
※このウソつき問答を引き出したのは、「日本のこころを大切にする党の代表」でありますが
彼らのこのような恥ずべき振る舞いを見てると、彼らは「ウソをつくのが日本のこころ」…と考えてるようですね
転載元: mimiの日々是好日