riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">私は貝になりたい</span>


o7/8に書いたものです。

 昨夜テレビで中村獅童主演の「私は貝になりたい」が放送された。おぼろげに1958年のフランキー堺主演のドラマを覚えているのであれっと思った。後に家族がある人は嘆願して助かったと聞き、家族が空襲などで全滅していたら不公平と感じた。もっと理不尽なのは日本兵として徴兵され戦犯として処刑された方たちだ。

 スランキー堺は戦犯として処刑された床屋さんの役。

当時は著作権にあいまいで「遺書」書いた加藤哲太郎さんに何も知らされないで放送されたそうだ。今回はきちんと加藤さんが主役になっているが58年度版は一般の人で悲劇がいっそうきわだっていた。

「懐かしの映画舘・近松座」より


豊松 「また、日本に新しい軍隊ができるらしいですな」 
「あぁ、警察予備隊のことだね・・・民主的な軍隊・・・そんな絵に描いた餅みたいなものは世界中にありゃせんよ・・・なぁ、清水君、わしは、一番いいのは新しい憲法でもう二度と軍備をしないというところだと思っていたのだがね」
豊松はフランキー堺の役。この台詞がポイントですね。

以下もお借りしました。



私は貝になりたい

昭和33年度 生放送

フランキー堺主演の昭和30年代を代表する名作テレビドラマ。

赤紙で収集された理髪店の主人が捕虜を上官の
命令で刺し殺そうになり、戦争終了後東京裁判にかけられる
そして最後死刑を宣告される

「兵隊に取られる事も無い、そうだ私は貝になりたい」 というくだりが有名
戦争の悲惨を訴えた傑作。フランキー堺、迫真の演技は見物である。

東京裁判というのは、日本だけが裁かれて原爆や東京大空襲などを行なった
アメリカ軍は無罪となってる、一方的と批判も多い。
当時のパル判事は全員無罪と主張したらしい。
アメリカやイギリスで日本の捕虜を虐待したものは裁かれたのであろうか?


*投稿より
「たしかこの作品は前半はVTRで後半は生放送だったので、本来ならば前半しか残っていないはずですが、後半のパートもTBSの方で生放送のオンエアをTBSが導入したVTRで録画しております。



橋本忍のオリジナル脚本ということだったのですが、加藤哲太郎著「遺言」と
内容的に似通った部分が非常に多かったため(例えば「遺言」では主人公は”
わたしは牡蠣になりたい”といっているなど)裁判の結果以後リメイク版を含
めて放送する場合”原作:加藤哲太郎「遺言」”と入れざるを得なくなったと
いうことです(所ジョージ主演のリメイク版にも”原作:加藤哲太郎「遺言」
”と入っています)。

著作権におおらかだった時代だったということでしょうか。
なお実際の加藤哲太郎氏は後に減刑されて死刑は免れたそうです。」

これはキャプテンKKさんおよび下線部は元テレビマンさんの投稿を掲載させていただきました。