riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">「チャイナ・シンドローム」と「シルクウッド」</span>





アンダンテさんが「チャイナ・シンドローム」をアップされているので私も思い出しました。




この映画が公開されたのは1979年3月16日であるが、それからわずか12日後の1979年3月28日に、ペンシルベニア州スリーマイル島原子力発電所で本当の原子力事故であるスリーマイル島原子力発電所事故が起きた。この事故もあり、映画は大ヒットを記録することとなり、それまで医学用語としてしか使われていなかった「シンドローム」(症候群)という言葉が、他の言葉と組み合わさり、「 - シンドローム」という形で社会現象などを表す言葉としてしばしば使われるようになった。

チャイナ・シンドローム(原題:The China Syndrome)は1979年制作のアメリカ映画。同年のアカデミー賞にて、主演男優賞、主演女優賞、美術賞脚本賞などにノミネートされた。カンヌ国際映画祭パルム・ドールにもノミネートされ、ジャック・レモンは男優賞を獲得した。



テレビ局の女性キャスターが、原子力発電所を取材中に原子炉事故を目撃したことを発端とする、明日にも起こりうる悪夢を描くサスペンス・アクション映画。製作総指揮はブルース・ギルバート、製作はマイケル・ダグラス、監督は「ペーパー・チェイス」のジョームズ・プリッジズ、脚本はマイク・グレイ、T・S・クック、ジェームズ・ブリッジズ、撮影はジェームズ・クレイブ、音楽はスティーブン・ビショップ、編集はデイヴィッド・ローリンズが各々担当。出演はジェーン・フォンダジャック・レモンマイケル・ダグラス、スコット・ブラディ、ジェームズ・ハンプトン、ピーター・ドーナット、ウィルフォード・プリムリー、リチャード・ハード、ダニエル・バルデス、スタン・ボーマン、ジェームズ・カレン、ドナルド・ホットンなど。



シルクウッド
プルトニウム工業で汚染し、謎の交通事故死を遂げたカレン・シルクウッド事件に材を取った社会派映画。製作はマイク・ニコルズとマイケル・ハウズマン、エグゼクティヴ・プロデューサーはバズ・ハリスとラリー・キャノン、監督は「イルカの日」のマイク・ニコルズ、脚本はノラ・エフロンとアリス・アーレン、撮影はミロスラフ・オンドリチェク、音楽はジョルジュ・ドルリュー、美術はリチャード・ジェームズが担当。出演はメリル・ストリープ、シェール。



映画自体は随分前に見たので細かいことは忘れてしまいましたが、チェルノブイリスリーマイル島東海村などの大事故を全然、教訓とせず、大事故を引き起こしてしまったフクシマ、
とてつもない悲劇でしょう。




広瀬隆さんの「億万長者はハリウッドを殺す」でもモルガンやロックフェラーに逆らう勇気ある俳優たちを紹介しています。

ライザ・ミネリの母ジュディ・ガーランドは「オズの魔法使い」でも有名なミュージカルスターですが、WIKIには結構ひどいことが書いてあります。でも広瀬さんのこの本は違いました。

彼女は迫害されたのか。



「億万長者はハリウッドを殺す」
 近代史の主要な登場人物と、アメリカの超大財閥(モルガン、ロックフェラー)との関係を明らかにし、歴史の新たな見方を提供している。
 関係者の縁戚関係や就いていた役職を調べ上げて、歴史上の様々な事件が、2つの財閥の利益追求(金儲け)によって引き起こされたと主張している。世論操作の手段として映画産業を利用し、邪魔な映画人たちは、赤狩りなどで容赦なく叩き潰す。これが「ハリウッドを殺す」につながる。

グッドナイト&グッドラック も思い出しました。

ヤフー映画より
「“マッカーシー”批判と呼ばれる歴史的事件を背景に、時の権力者に立ち向かった男たちの真実の物語。エド・マロー役には『L.A.コンフィデンシャル』のデヴィッド・ストラザーンがふんし、その相棒役には本作が監督2作目でもあるジョージ・クルーニーが務める。マッカーシーを含む当時の映像を実際に使うために、全編を白黒で撮影したことで、作品に重厚感と臨場感が加わっている。



広瀬さんによると日本は、

 政治家が能力さえ持てば、悪質な官僚と実業家の行動を規制できる制度を持っている国である。
 まともな政治家を生み出さないわれわれ国民が最も悪質だ、という解釈が、アジアだけでなく、アメリカでもヨーロッパでも国際的な常識となっているのである。