riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">蜷川氏追悼番組から</span>



昨夜の番組です。
他にも2つ追悼番組観ました

WOWOWでは井上ひさし「天保12年のシェイクスピア」の再放送もありました。



この舞台やっぱり凄い。
俳優の層の厚さ、冒頭は半裸の労働者が現れギリシャ・ローマの建築をのこぎりでひいてします!

私が好きな歌馬の元宝ジェンヌの
毬谷友子は歌もあったのに蜷川さんに取り上げられちゃった、残念

井上ひさし作品は笑いと歌が詰まっています。

夏木マリが殺される場面も忘れられません。
こんな演技が出来る俳優って…

毬谷ブログより
毬谷さんはお冬(オフィーリア)と 浮舟太夫(ジュリエット)を
演じました。
この作品は シェイクスピアの全作品を

一本の芝居に 井上ひさしさんがまとめて書きあげたもの。

本当に、エッセンスのように登場するのです。
いろんなシェイクスピアのキャラクターがね。

ロンドンのオフィーリアはな!こうやって、マスターベーションをしていたんだ!」とか

言われたりして。( ̄ー ̄;

西巣鴨のね。学校の体育館で稽古をしていたのだけれど。

しまいには、「校庭の入り口から走って来い!!!」とか言われたのだ!


:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


行ったよ。 半裸で。ボロボロの白無垢着て。

明るいお日さまがさんさんと輝く午後の校庭の入り口へ。

その格好で。


で、宅急便のお兄さんと、出くわしちまって、

お兄さん、卒倒しそうに驚いてたよ。もう毎日のように 泣かされたけど。

体育館の下駄箱で泣いてたら、唐沢くんと勝村くんが

「お。どうした。焼肉行くか?」なんて。

部活の先輩みたいに、励ましてくれたり。

隅っこで泣いてる私のところに 鋼太郎さんが そっと来て

「とんちゃんは、天才なんだから。」なんて慰めてくれたり。

白石さんが、下駄箱で、抱きしめてくれたり。

遅い w 青春だった。


みんなに助けていただいた みんなと作り上げた

本当に 忘れられない 思い出の舞台。



昨夜の蜷川さんの書籍や舞台装置のインスピレーションを得るための世界のお土産一杯の書斎公開が嬉しい。

蜷川さんは俳優のお連れ合い様が家計を支えてくれたので育児書読み病気になるくらい育児もされた優しい方だったのです。

がげしく俳優を鍛えたのも面白い舞台を作るため。

舞台は初めの3分が大事、仕事を終えて楽しもうと来た観客を眠らせてはいけない、

私は眠くてくだらない舞台も一杯観ました、金返せと思うような。

蜷川さんの舞台は冒頭何だか猥雑でがやがやして台詞も聞き取れない状態があるのですが

舞台が階段だったり仏壇だったり、舞台装置も俳優も凄いのですぐ引き込まれたものです。


特集『素顔の蜷川幸雄 ~家族・俳優たちの独白から~』が、本日5月30日にNHK総合の『クローズアップ現代+』で放送される。
今年5月12日に80歳で亡くなった蜷川幸雄。番組では蜷川の演出作に出演した大竹しのぶ小栗旬や、蜷川が演出した舞台を16歳の時に鑑賞して衝撃を受けたという野田秀樹らが登場し、蜷川への想いを語る。さらに妻・宏子も出演するほか、生前の映像や死後初めて公開された書斎の様子などを交えてその素顔に迫る。

感動してくれる人、よい芝居すると今の観た観た?と言ってくれて私自身ワクワクして楽しくて楽しくて

野田 
綺麗事でつるつるしてるのは表現じゃない

妻宏子さん
おもねらない妥協しない自分を奮い立たせる物凄いエネルギーカッコいいな

追悼番組
蜷川幸雄×井上ひさし×シェイクスピア。2005年、豪華キャストでシェイクスピア作品をすべて盛り込んだ蜷川ワールドの集大成。日本の演劇史を堪能できる
庶民の生活が脅かされる悪政の時代に、ふたつの一家の対立に乗じて出世をねらう無宿の渡世人佐渡の三世次。彼に翻弄される人々の姿を描く。出演は、唐沢寿明藤原竜也篠原涼子ほか総勢43名。演出家歴36年の蜷川舞台の常連俳優が集結した。三世次役の唐沢は、シェイクスピア作品の悪役の集大成のような、心も体も醜い欲望の権化をキレ味鋭く好演。藤原演じるハムレットをもじったきじるしの王次の陽気な演技は、今までのイメージを一新させると話題となった。篠原は、スピーディで華麗な早替えでヒロインの双子・お光とおさちの2役を演じ分ける。シリアスと笑いの多段攻撃を、宇崎竜童によるキャッチーな楽曲が盛り上げる。華麗で潰密な4時聞。
※初回放送時の情報を掲載しております。

元禄港歌-千年の恋の森-

5月12日に亡くなられた演出家・蜷川幸雄さんをしのんで、Eテレシアターで「元禄港歌-千年の恋の森-」の放送が決定しました。

これも最近録画鑑賞しました。貧しく差別される人々に目を向ける秋元松代の戯曲演出:蜷川幸雄  涙なしには見られません。
どの登場人物も哀しみを抱き、悪くないのに結末は…