<span itemprop="headline">続ハムレット</span>
「あ、メリル・ストリープ だ、そっくり~」と思ったら主演女優賞受賞でした。
凄い俳優なので昔から観ていて何時も感心しています。
四人のお子さん育てながら大活躍、若さを至上とするハリウッドで大貫禄で活躍中。
追加公演を鑑賞しました。
ウィーンミュージカルも完売でしたが劇場前で売っている方を発見!
伝説のロック・オペラ日本初演!
ロック・ジャズ・ポップスなど多様な音楽が織り成す極上なメロディ!
【脚本/作曲/作詞】
ヤネック・レデツキー
【演出】
栗山民也
【キャスト】
井上芳雄 昆 夏美 伊礼彼方 成河
阿部裕
山路和弘 涼風真世 村井国夫
{{{1999年にチェコ・プラハで初演された作品
物語の展開よりも登場人物の感情に重きを置き、ギュッと凝縮されたスピーディな展開に。そしてエレキギターのサウンドが印象的なロックナンバーや軽快なポップスなど、多彩な音楽が斬新で、新鮮な『ハムレット』になっている。栗山民也の演出も、城壁を思わせる高さのある壁を一面に配したセットの中、陰影を効果的に使いドラマチックに仕上げた。
タイトルロールの井上はこれまでも“王子”的役柄を数多く演じてきており、その意味で彼にとって王道の役かと思ったが、意外にも今までにない新鮮さをもってハムレットを演じている。嘆き、憎しみなど強い“負”の感情を爆発させるハムレットは激しく生々しく、だが目が離せない魅力を放つ。
シェイクスピアは膨大なせりふで長時間になりますがこれは休憩時間も含めてほとんど二時間という短さでした。
井上君はがんばってますし、ロミジュリでデビューした昆 夏美さん、いいですね。
特に狂った場面はぐっと来ます。カーテンのむこうでベッドシーンがありますが彼女の狂うシーンはこちらも浄化されそうな気持ちになります。
兄とのシスター、ブラザーの歌で聞かせます。
この歌以外にすぐ覚えられるような名曲がないのが寂しい。
何年もロングランする舞台は必ず帰り道にハミングしたくなるような曲がありますから。
ジョン・エヴァレット・ミレーが描いたオフィーリア。日本とロンドンのテート・ギャラリーで観ることが出来ました。
バスタブで水に浸かっていたモデルのロセッティに愛された美女エリザベス・シッダルはムンクも言わず耐えて肺炎になったとか。
オフィーリアがガートルードに渡す花にはそれぞれ辛らつな意味が込められています。
ロミジュリでも涼風真世さん、ちょっと悪意のある母親役が見事でした。
弟との結婚式で白いブーケがなかなかオフィーリアにわたらなくて、
悲劇を暗示するんでしょうね。
ドレス姿が美しい♪
この舞台、酷評される方もいます、寝ている人も多い?
隣席の方は一幕終わりのころに到着、二幕では携帯をあけていました!
今の日本のミュージカルは歌の下手な人が淘汰されたのか、安心してみていられます。
後はわらび座のようなオリジナルミュージカルが増えることです。