riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

これも日本人にはタイムリーな映画「タクシー運転手 約束は海を超えて」

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韓国映画を映画館で観たのは2年ぶりです。
名優ソンガンホの映画も何本も観てきましたが最近の怖い王様の役の映画は録画鑑賞。
愛嬌が役者には大事です。
 
 
↑を観た時最後拍手が起こりましたが今回は隣の女性たちが大泣きでした。
 最後の方はあり得ないような展開ですが必死の彼らですから。
昨日は満席で一番前で観る羽目になりましたがそんなこともすぐ気にならなくなりました。
 
始めは主人公のちょっと軽いおじさんに笑わせてもらいますが実は彼は男やもめで懸命に一人娘を育てているひと。
その彼も光州事件を目撃し光州で出会った人々の行動で変貌していきます。
 
新聞、テレビでは政府や軍の暴政、暴行を報道しない、
これって今の日本ではありませんか。
 
辺野古や詩織さんの事件、ほとんど報道しない。
 
 
 
ドイツ人や韓国の記者、一般の人々の勇気、抵抗のあり方に
日本人は何やってるのかと思います。
 
恐ろしい軍事政権、軍隊と闘う民衆。
 
軍人の中にも見逃そうとする人物も描かれます。
軍隊は絶対国民を守らないのは満州に庶民を置き去りにした
日本の関東軍観ればわかります。
偉いさんは真っ先に家具、食器まで持って逃げます。
 
暮らしの手帖の戦争の記録で最初にそれを知りました。
 
命からがら本土に帰った人は上官の家に行ったらそれがやあった、庶民は財産どころか、子供や赤ちゃん、女性を見殺しにせざるを得なかった。
 
生き延びた人たちは被害者なのに、苦しむ。
満州満州へ」と国にそそのかされて入植し中国人には加害者でした。
 
 
光州事件の「赤扱い」に日本の非国民、赤攻撃を思い出します。弾圧者には便利な言葉です。
冷静になって歴史を学んで欲しいのですが。
 
1980年5月に韓国でおこり、多数の死傷者を出した光州事件を世界に伝えたドイツ人記者と、彼を事件の現場まで送り届けたタクシー運転手の実話をベースに描き、韓国で1200万人を動員する大ヒットを記録したヒューマンドラマ。「義兄弟」「高地戦」のチャン・フン監督がメガホンをとり、主人公となるタクシー運転手マンソプ役を名優ソン・ガンホ、ドイツ人記者ピーター役を「戦場のピアニスト」のトーマス・クレッチマンが演じた。1980年5月、民主化を求める大規模な学生・民衆デモが起こり、光州では市民を暴徒とみなした軍が厳戒態勢を敷いていた。「通行禁止時間までに光州に行ったら大金を支払う」というドイツ人記者ピーターを乗せ、光州を目指すことになったソウルのタクシー運転手マンソプは、約束のタクシー代を受け取りたい一心で機転を利かせて検問を切り抜け、時間ギリギリにピーターを光州まで送り届けることに成功する。留守番をさせている11歳の娘が気になるため、危険な光州から早く立ち去りたいマンソプだったが、ピーターはデモに参加している大学生のジェシクや、現地のタクシー運転手ファンらの助けを借り、取材を続けていく。

 韓国映画は韓国の人々の切実な良い映画が有り通いました。2008年の映画「光州 5.18」(華麗なる休暇)「シルミド]「おばあちゃんの家」「オアシス」「春が来れば」「ブラザーフッド」「酔画仙」「受け取り人不明」「うつせみ」「悪い男」「春夏秋冬そして春」「弓」「サマリア」「スキャンダル」「子猫をお願い」「イルマーレ」「力道山」「南極日誌」「大統領の理髪師」「美しい夜・残酷な朝」「わが心のオルガン」等、俳優が又実力が有り魅力的です。