<span itemprop="headline">江利チエミ物語</span>
9月1日にこの音楽芝居を観劇しました。
やっぱり観てよかった「江利チエミ物語」1回目は剣幸のひばり、久野綾希子もひばりを演じたらしいが未見。絵麻緒ゆうのいづみだった。チエミは勿論素晴らしい島田歌穂、さらに進化を遂げている。立派!2005年度、ミュージカル女優ベスト1
ひばりは同じ宝塚の月影瞳、難しい役、「悲しい酒」を元娘役とは思えないほど低音で貫禄ありました。渾身の演技でした。剣幸も良かったが月影は意外な配役だったので。ひばりの歌は到底無理ですからチャレンジだけでも。
いづみは元男役の樹里咲穂、この人は安心、タカラジェンヌ頑張ってます。
「唐獅子牡丹」ってほとんど見てないのですが劇中の映画舘の観客の「異議なし!」とか叫ぶ様は全共闘時代の方には涙ではありませんか。チエミが役作りの為に姿消してしまう健さん求めて映画舘に行き余計辛くなるシーン。映画のテーマソングのアレンジがいいのでしょう。島健さんがついてるので歌穂さんは幸せ。もう一度この映画の曲聴きたいくらい。
名曲が心と実力のある歌い手により次々と歌われる醍醐味。歌わないフォーククルセダーズの「帰ってきたよっぱらい」に私は胸が一杯。時代と名曲の数々がたまりません。
マリア・カラスが♪一つ一つに命かけるようなことを言ってましたが歌穂さんも同じです。聞き物見ものです。他の出演者の歌、ダンス、タップ良かった!
チエミの芝居、幼い時に楽しみに言ったら初日のためか、体調悪かったためか全く予想外の不出来でした。母を早くなくし、家族を養い、健さんとのお子さんの悲劇や姉の裏切りで苦労された。離婚しなくて良かったのに責任感ゆえの離婚と舞台ではそう感じましたが姉が夫婦の仲を引き裂いたようすね。