riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">俳優祭</span>



 明日はいよいよ選挙ですね。小選挙区制になってから選挙結果にはいつもがっかり。日本に民主主義はあるのか。昔は全国区なんか面白かった。07,7に楽天にアップしたものです。

 昨夜はテレビで俳優祭の録画放送があった。今までのは「ベルばら」「風とともに去りぬ」のパロディや歌江の歌右衛門の物まねなどは思い出しても笑える。今回はようやく玉三郎が白雪姫を演じた。インタビューの玉三郎もうれしそうだ。テレビで歌右衛門や雀衛門の白雪姫を観て来た。生で俳優祭など観たことがない。プラチナチケット!ないないと言っていた演劇ブログの方々も結局チケット確保。羨ましいことだ。素晴らしい舞台はブログ通じて知ることが出来た。

 俳優祭といえば俳優自らの模擬店、団十郎は寿司を握り、染五郎はファンとツーショット。Tシャツやお菓子、隈取なども販売。私など行ってもち近かずけまい。

 今年は小中校生の長唄お囃子からはじまり「白雪姫」がトリ。

 玉三郎は「自分はお姫様は似合わない」というけど綺麗なことこの上なし。長身ですっきりとした彼は伝法な役が良く似合う。心の中は綺麗なのに蓮っ葉な台詞なんかギャップがあってぴったり。今回は真の赤姫。琴の演奏もある。なんて美しい音色。「阿古屋」では琴、三味線、二胡の演奏を披露。若い時からの研鑽が華開く。もう私はメロメロ。舞台に登場すれば客席はどよめき玉三郎の世界が出現するから。

 以前の「白雪姫」では小鳥の役でラインダンスも皆でやってやっていた。吉衛門や仁左衛門が童や動物たちに扮する。いつも大うけするのは魔女が鏡に「世界で一番美しいのは誰」と問う場面。今回は団十郎海老蔵親子。海老蔵が鏡の精。昔、勘三郎勘九郎親子がやっていた。更に爆笑というかお似合いだったのが菊五郎の「北千住観音」何人で手を演じてるのか、綺麗だった。

 写真は今回の公演とは違う。玉三郎の「桜の精」衣装もこだわりの自前。世界の映画監督や音楽家、ダンサーとも共演してきた。生まれながらの梨園の御曹司ではない。

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女方の隈取ってなんて可愛いのでしょう。俳優祭玉三郎の隈取も売っていたらしい。写真は2枚とも篠山紀信との写真集から。50万円!超豪華版。玉三郎の衣装の一部と隈取が桐箱に納められている。私は廉価版さえ買えず、パンフレットしかない。昔買った6千円の写真集で我慢。