riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">「愛と生を撮る」女性監督ヒットの裏側</span>



 昨夜のNHK、ETV特集「愛と生を撮る」女性監督ヒットの裏側」は偶然観たけど私の好みの番組だった。

 番組の案内役は、今日本映画界一のプロデューサーと称される李鳳宇(りぼんう)私の好きな映画「パッチギ」http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/18373912.htmlフラガールなど受賞作を製作総指揮している。
 
 日本の女性監督といえばまず田中絹代この世界的な大女優でさえ「絹代に映画なんか撮れる訳ない」といわれた時代に6本の映画を監督している。敗戦後アメリカ視察旅行から帰ったとき派手な投げキッスしたことで叩かれた。今も昔も叩くことの好きな心の狭い国民性には哀しくなる。

 伊藤みどりにしてもアレだけの偉業達成した革新者なのに容姿や整形したとかで…マラソンの高橋選手に対してもそうでしたね。子供の時病後に急に太った私は散々言われたのでいじめ問題には敏感です。高校時代に20キロダイエット。

 田中絹代は晩年の熊井啓監督作品熊井啓監督作品「サンダカン八番娼舘・望郷」「で逆境の中でも美しい心を失わない元からゆきさんを演じた。「雨月物語」「西鶴一代女」とともに忘れられない名作。熊井監督とともに尊敬している。熊井監督追悼文http://plaza.rakuten.co.jp/ribon5235/diary/200705240000/もアップした。


 番組では吉原遊女達のドラマ“さくらん蜷川実花▽“ゆれる”西川美和▽ピンク映画300本の女性監督老人の性撮る▽カンヌ・グランプリの河瀬直美を紹介。

 さくらんとゆれるは未見。「殯の森」は観ているのに睡魔に襲われ綺麗な場面を見逃している。

 1950年代、パリのイデックを首席で卒業したが、映画監督になれなかった
高野悦子
。昔その話を彼女の本で読み、勿体無いと思った。

 ピンク映画300本撮った浜野佐知。サングラスは自分の戦闘服で涙を隠すもの。当時日本の映画界は男性中心の社会であり、映画会社への就職条件は、「大卒・男子」で、女性を演出部として採用するような前例は皆無だった。
 

 助監督時代、怒鳴られる、いじめられる。

 この女助監督の為だけに部屋を取るのか?と言われ、私は廊下でいいです!と。

 女助監督が座って飯食べるのか?と言われ、こっそりトイレで食べる。昔のトイレは汲み取りで臭かったけど。

 夜ばいに来る奴もいて、包丁抱いて寝てたらしい。一度振り回した。

 レイプや子供が出るポルノ映画は撮らない。
 老人の性を扱った映画「百合祭」が今話題になってるらしい。

 
 「DAYS JAPAN」」07年9月号に聞いたことはあるが、卑劣極まりない、書くのも辛くなる性犯罪ビデオの現場写真が載っている。

 多数の男たちが女優を監禁・強姦・水責めしている写真。「目茶目茶にしていい。女優は売春婦だ」と死の恐怖、大怪我させている。明るみになかなか出ない。

 12・9の朝日には一人240万円で外国から日本に不法入国させて売春させている記事」が載った。恥ずかしい。体が震えてくる。