riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">ウーマン・イン・ホワイト</span>



ウーマン・イン・ホワイトhttp://hpot.jp/wiw/index2.html久しぶり、かつ今年最後の観劇です。

絶賛ばかりではないので見逃してはと心配してくださったぴかちゅうさんhttp://blog.goo.ne.jp/pika1214/d/20071129からコメント、トラバ頂いてます。

衝撃的だった「オペラ座の怪人」「ジーザス」「キャッツ」等作曲したアンドリュー・ロイド=ウェバーの最新作。

劇場に入ると第32回菊田一夫演劇賞を最年少受賞した主演笹本玲奈おせんべい販売していてびっくり

ウーマン・イン・ホワイトチョコレートやオリジナルCD完売でした。チョコレート好きなので残念。どんなのだったか知りたいな。

舞台下手奥の上にオケ(音楽監督・指揮塩田明弘)が見えてうれしい。やはりミュージカルはこうでなくては。久々に美しい音楽でミステリー仕立てのミュージカルに、私は結構満足しました。安い席なのでまたしても舞台が遠くオペラグラスが手放せない。ヾ(^^;;

04年にロンドンで「シカゴ」観た時、劇場でこのミュージカルのポスターを発見、しかもオペラ座の怪人」オリジナルキャスト、マイケルクロフォードが出ると狂喜したらまだ開幕前だったのだ。o(;△;)o

「貧しい画家ハートライト(別所哲也はレ・ミゼなどで活躍しているのに私は初めて、さすが歌唱力ありますね)は、富裕な地方地主フェアリー家の姉妹に絵を教えるために列車に乗ってくる。駅についてもまだ迎えが来ないので、一人夜道を歩く。彼の前に突然白いドレスの女が現れる。

日本と違いイギリスの駅は町外れにあり私も途方にくれたことを思い出す。昔は馬車ですね。お金持ちにはなんでもないでしょうが。湖水地方では運よくタクシーがあったがコッツウォルズではタクシーも見つからず、何時間もバスを待つ羽目になり一人で心細かった、時間も勿体無いので翌年はレンタカーの旅に。もう行けそうにないので感傷にひたる。お許しを。<(。_。)>

白いドレスの女は追われていると助けを求めるのだが、力になろうとするハートライトに謎めいた言葉を残し、再び闇の中へと消える。やがて広大な屋敷に着いたハートライトを迎えたのは、才気にあふれたマリアン(笹本、若いのに歌も演技も上手!感心した)、そして控えめで美しいローラ(神田沙也加、か細いソプラノ)の異父姉妹だった。妹のローラは「白いドレスの女(上手いと思ったら劇団☆新幹感線の山本カナコ)にそっくり。父母を亡くし後見人の叔父(元四季の光枝明彦)らすマリアンとローラ。姉妹はそれぞれにハートライトに惹れ始め、彼もまたローラに熱い想いを寄せる。しかし、ローラには亡父の決めた婚約者パーシヴァル卿(石川禅、美声)の存在があった。



ジェイン・エア」などでも家庭教師の立場の危うさ、資産のない人々の辛さ、既婚女性の財産は夫のものになどはイギリスの文学にはよく登場しますね。日本は、戦後、せっかく農地改革や財閥解体労働組合活動保障して民主化はかったのに、今は格差を作って何が改革なんでしょう。

ピクニックで絵を描く楽しいシーンや三人の女性がつかの間、心通わせるシーンは印象に残ります。妹思いの姉、彼女は多分財産もなく恋する心も隠してしまう女性。


家柄の違い
をかみしめ、失意のうちに屋敷を去るハートライト。このあたりの別所の演技、髪型、服装の違いでよく分かります。しかし事態はパーシヴァル卿とその友人フォスコ伯爵(上條恒彦、ワルの役。いかにも善人のような上條さんなのでちょっと違和感。マイケルは肉襦袢つけてコミカルに演技し受賞したらしい。)によって、悲劇へ。ローラを守ろうと必死に立ち向かうマリアンを数々の試練が待ち受ける。白いドレスの女とは誰なのか。秘密とは何か。」


 懐かしい音楽座「シャボン玉飛んだ、宇宙まで飛んだ」(土居裕子と音楽座、この話が大好きでした)や「スゥィニー・トッド」http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/17618448.htmlに出ていた
越智則英http://onchi.easter.ne.jp/index.htmも出演。目立つ人と思ってましたが桐朋の声楽家出身、ミラノ留学されたんですね。hpに可愛い猫写真、たくさんあります。2枚目の写真は「シャボン玉…」の越智さん、かっこ良かったですよ。