riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">田中泯 の課外授業</span>


田中泯 の課外授業
前衛舞踏は養老反転公園で大野一雄、慶人さん父子を観たことがある。

その後パリで息子さんに合い、バックの持ち方が危険だとご注意受けた。

舞台と違い小柄で温和な雰囲気であった。


田中泯の映画はたそがれ清兵衛」「メゾンドヒミコ」「武士の一分」「ウミヒコ ヤマヒコ マイヒコ」どれも圧倒的な存在感である。

2008年5月4日放送の課外授業に出演。
「わたしのからだに目覚めよう」
東京・八王子市立第九小学校


お名前の由来もわかったが子供たちは無反応

氾濫しても黄河のほとりで暮らす民から、水に関係ある名前を付けたかったそうである。

汚れた川にどっぷり入って踊る泯さんに呆然とする子供たち

体が小さくいじめられていたから一人で自然の中で遊んだり盆踊りするのが楽しかった子供時代。

子供たちに指示したのは

言葉を使わないでバンダナで目隠ししながら走る。

目隠しされている人に出来る限り経験させることをプレゼントする気持ちで

まねでなくそのものになってみる。目に見えることに頼らない。

一人になること。ひとりの時間を大事にする。

相手のことを考える。


男女一緒に組んでの行動を嫌がる子供にカツを入れる。

「ビィビィ言うんじゃない。かっこ悪い奴らだな。」

「農村のあぜ道に立つ人、労働者はそれだけで美しい。

農業の現場は感覚に満ち満ちている。そこから歌や踊りが生まれた。


恐怖で前に進まなければ永遠に進めない

男の子の方が紳士的な振る舞いが出来る。いろんなことを体験させる。

枯葉の上に寝っころげと言われても嫌がっていてもそれが気持ちいいことがわかる。

糸で誘導する。糸のむこうにいる人を思いやる。肉体の中にも糸のようなラインが生まれてくる。

最後は一人で目隠しして林の中を進む。光や葉を感じる。

寂しかったけど楽しかったと生徒の感想。

自分が支えられていることを実感。


静かで綺麗だったと泯 さん。体の可能性、森の力

画家も舞踏家、作家も孤独の中で作品が生まれる。

一人旅の楽しさをいつも思い出してる私。生きてる事が実感できる時大事な時間。

田中さんの「兵士の物語」再放送してくれないでしょうか。

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