<span itemprop="headline">篤姫の高畑淳子</span>
93年頃「女たちの十二夜」で高畑さんの男役サー・トービーを観てなんて上手い人かと感心した。その後何年かしてブレーク、私の目に狂いはなかった。美人なのに気取らず面白い。
越路吹雪物語での岩谷時子役は見事。受賞したと思う。
昨日トーク番組に出演。シャンソンも披露。
篤姫は何年ぶりに見ている大河ドラマだろうか。始終、戦国時代をやってるのでうんざりしていた。自由民権を扱った、「獅子の時代」、平将門の「風と雲と虹」などは熱心に観た。
篤姫はオープニング映像が美しくひかれた。クリムトの絵を拝借しているし、染色家の布も綺麗。
http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/folder/920211.htmlブルーボネットでの展示は見逃してしまった。
高畑さんの本寿院役の面白いこと。うつけといわれる将軍家定の母。
将軍が焼いた熱いせんべいを目を細めて食べる本寿院の母ならではのいつくしみ方。あの演技は忘れそうもない。
家定は20人以上いる兄弟のなかただ一人生き残った人。他の兄弟たちは毒殺された話もある。
恐ろしいことである。
大奥なんてトンでもないところ。薩摩藩も2人、御台所送り込み、財政難の一因なったとか。
篤姫は夫婦生活できなかったという。
代々の正室は公家の女性が多く、政略上子供は生ませないようにしていたという。
残酷な事だ。
家康は未亡人を側室にしている。吉宗の母は農民階級。
本寿院も魚屋の娘。健康な世継ぎが必要だから。
江戸では結婚できなかった男が多いのに50数人も生ませて将軍もいた。
なんという不平等。
日本人のお上には逆らわない体質といい世襲政治家の続出といい徳川の悪癖はいつまで続くのか。
http://www.blogmura.com/