<span itemprop="headline">美の壺 2 暖簾と薔薇 </span>
http://www.blogmura.com/
昨日の美の壺http://www.nhk.or.jp/tsubo/archives.htmlは再放送の暖簾と薔薇
京都の町屋の店先の暖簾。時代劇にも欠かせませんがそのデザインの斬新なこと。生活の中の芸術品です。季節や商う品もすぐわかります。
珍しいのが花嫁暖簾。
能登地方には江戸時代から独特の嫁入り道具が伝わっている。
それが、この花嫁暖簾。
加賀友禅で作られた美しい暖簾は婚礼のときだけかけられます。
こうしてそれを年に一度公開。おめでたい鶴や亀や薔薇の模様。
本来は、嫁入り先の仏間にかけ、ご先祖に結婚を報告するときに花嫁がくぐりました。
5月5日に生まれた花嫁に贈られた鯉のぼりの暖簾。
桃色の鯉が母親、青い鯉が父親。
娘の手は、父親の鯉のヒゲをつかんでいる。
親子の絆を強く感じさせる花嫁暖簾。
娘の幼い頃着物をほどいて作ったもあります。作った鳥居さんは
「こういう暖簾を作らせてくれた娘にありがとうって、ほんとにありがとうです。」
親のありがたい気持ちですね。
薔薇のほうは知ってる話です。現代の剣弁高芯の薔薇を作り出したブリーダーたちの苦労。
これはコンクールでもおなじみの薔薇。
でも私は剣弁高芯の薔薇よりたくさんの花弁持ち淡い複雑な色や香りの薔薇に魅了されました。
ミスターローズ、鈴木省三さんはフランスで日本人に薔薇がつくれるかという言葉に発奮して薔薇を作り出した方。フランスのバガテルコンクールには出品しなかった。
四季咲きの薔薇は日本や中国の薔薇なくては生まれなかったのに。
天の川,聖火、光彩など世界で賞を取った薔薇を作り出された。
受賞してないけれど芳純の香りは素晴らしく香水などが作られています。
戦争中は薔薇作りははばかられた時代でご苦労があった。
宇萬良とは薔薇のことです。
美の壺1 招き猫http://plaza.rakuten.co.jp/ribon5235/diary/200711030000/