<span itemprop="headline">シークレットサンシャイン</span>
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とても好きな映画『オアシス』のイ・チャンドン監督の
シークレットサンシャインを観た。
http://www.cinemart.co.jp/sunshine/
「わが心のオルガン」「スキャンダル」のチョン・ドヨンは本作で07年のカンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞し、第2回アジア・フィルム・アワードでも作品賞・監督賞・主演女優賞の3冠を獲得した。
共演は「大統領の理髪師」「殺人の追憶」「南極日誌」のソン・ガンホなのでいやがうえにも期待は高まる。
でも大変、重いテーマの作品で長編。
彼女を被害者の立場だけで描いてない深さ。
みえをはったり、乱暴されている少女を見捨ててしまうところもある。
ドヨンはほとんどノーメークで耐え切れない悲しみを表現している。
それにしても一人の人間をこれほど崩壊させる苦しみを断じて与えてはならない。
映画は希望をもたせてはいるけれども。
誰でもいいから殺したいなんて、そんな人は本読んだり映画は観ないのだろうか。
一方ソンが演じる男性は彼女に冷たくされても何かと面倒見てあげるタイプ。
犯人役は「大統領の理髪師」の大統領役の俳優でとてもそのように見えない人にしている。
川本三郎さんがキネ旬で光州事件との関連を書いている。
「夫を交通事故で亡くしたばかりのシネは、夫の故郷で再出発するため、息子とソウルからミリャンに引っ越して来る。車が途中で故障してしまい助けを呼ぶと、自動車修理工場を営むジョンチャンがやってきた。それ以降、何かと気にかけてくれるジョンチャンの尽力もあって、シネは無事にピアノ教室を開くことができた。隣人たちとなかなか馴染めないことに不安を抱きながらも、なんとか順調に新生活を送っていたが、ある日…。」
予告編は「敵こそ、わが友」で元ナチのバルビーがゲバラ殺害計画に手を染めたというもの。国家やバチカンの右派の罪をえぐる。これは観たい。
ちょうど「わが夫、チェ・ゲバラ」http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/24851285.htmlを読んでいるところでチラシのゲバラの写真には衝撃を受けた。