riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">ちいさいおうち</span>






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朝日夕刊「ニッポン 人・脈・記」の今は「在日」という未来姜尚中さんも登場し興味深いのですがこの前は絵本の話でした。

絵本は誰でも子供から大人まで楽しめるロングセラーがありますね。

小学校の図書館で気に入った「小さいおうち」は大人になってから購入。

今も好きです。


田舎のおうちがどんどん開発されて大都会の中に埋もれてしまうのですが、その家を建てた子孫が発見し田舎に引越しさせるのです。

カインや華宵、「手袋を買いに」、宮沢賢治の猫の事務所などの絵本も大事にしています。

まず挿絵に魅了されます。

しろいうさぎとくろいうさぎ」など絵本専門店に子供と買いに行きました。

落ち込んだときや腹立たしいとききっとやさしい気持ちになれると思います。

宝塚などの録画を見ても癒されるでしょう。

以下は引用です。

むかしむかし、静かな田舎に、きれいなで丈夫な小さい家がありました。小さい家はのどかな田舎で移り行く季節を楽しんでいました。小さい家は遠くの街の明かりを見て「まちにすんだらどんな気持ちがするものだろう」と思いました。
ある日、馬の引っ張っていない車(自動車)が現れました。それからトラックだのローラー車だのがやってきて、家のまわりはすっかり街になってしまいました。どんどん開発が進み、両側に高層ビルが建ち...それでも小さい家はそこにありました。壁や屋根は昔のようにちゃんとしているのに、ボロボロになってしまいました。
ところがある春の朝に小さい家の前を通りかかった女の人が、小さい家を救います。


全ページを通じて、ずっと小さい家を中心にした構図で描かれており、小さい家の周りが変わっていく様子が印象づけられています。都会に生活する人間なら、この小さい家の気持ちがとてもよくわかるでしょう。本当に大切なものは何なのか...そんなことを考えさせられる絵本です。「いなかでは、なにもかもが たいへん しずかでした」という最後の一文が胸の奥まで届きます。ちいさな子供も感じるものがあるでしょうが、あえて大人の方に読んで欲しい1冊です。