<span itemprop="headline">大浦みずきの『Lady x 7』</span>
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大浦みずきの『Lady x 7』http://bbkids.cocolog-nifty.com/takarazuka/2008/09/post-8d62.html
2ヵ月ぶりの舞台鑑賞です。
写真左から演出の宮田慶子、大浦、振付の前田清実。
前日にフェルメール展(朝9時からオープンしていたので助かりました)と歌舞伎座の昼夜通し、
翌日にミレイ展、原美術館とはしごして『Lady x 7』レディバイセブン。
ミレイ展は大作揃いで、炎天下(もちろん真夏ではないけれど日差しが強かったです)原美術館まで歩いたせいか着いた時はもうヘロヘロ。
Sさんのお勧めのブリジストン美術館も危ぶまれたのですがなんとこの舞台見てるうちに元気回復。
小さな劇場で3列目なので迫力。
大浦さんと目が合った感じでうれしいかったですね。(=^_^;=)
昨春のGIGEI-TENプロジェクト第1弾『コインランドリー』は見ることができなかった。
その舞台について大浦さんは「やりたいと思っていたことがかなり出来たという達成感があります。第1歩としては二重丸・三重丸・花丸をあげたいですね。プロの方たちと踊ってみて、自分の踊りの未熟さも感じました。自分の使い切れない身体をもどかしく思いながら、でもとても面白くて。前田清実先生始め、プロの踊り手の方と組ませていただいて、いろいろな刺激を受けました。」
なんて謙虚な方、宝塚時代も組子に対する思いやりも聞いています。
さすが一流は違います。
この舞台はほかのダンサーが踊ってる場面でも出ていてそれを見ている。
これは実力ないとできませんね。
登場するだけで、立ってるだけで一瞬で世界が変わるのは私にとって玉三郎と大浦です。
クラッシックバレエの熊川哲也もそうですがセリフなしで訴える力ってすごいですね。
幼い時からの修練の賜物でしょう。
宮田慶子演出。前田清実振付振り付けの本作。舞台は閉館間際の古い劇場。
2人の従業員(振付家で舞踏家の前田清美と元宝塚の福麻むつ美)が掃除さぼり劇場閉鎖をぼやく。そこにオーナー(大浦)登場。
閉館するのに掃除にはチェックを入れて従業員を辟易させる。(`m´#)
従業員たちが活躍したダンサー達を偲んでいるとその女性たちが登場。
こちらでも蜷川さんの舞台など公演している厚生年金会館が壊されてマンションになってしまうという。
劇場がなくなるのは、観客でも寂しいのだからスタッフ、キャストの気持ちはいかばかりか。
以下は引用です。
宮田: 閉館が決まった古い歴史ある劇場が舞台で、そこの最後のオーナーとなった女性が大浦さん。そこに他のメンバーがいろいろな形で絡んでくるんですが、この世の人間ばかりではありません。皆が皆、踊りに自分の人生をかけた女性ばかりです。
―― 登場人物と出演者がシンクロしているようですね?
宮田: そうです。出演者の皆も、何らかの情熱がないとこの年齢までやってこれないんじゃないか。それぞれの踊りに対する思いはかなり深いものがあるわけで、その思いをそのままいただいて、人物像やエピソードを作っていけたらと。
脚本・構成・演出: 宮田慶子
出演: 大浦みずき、前田清実、福麻むつ美、神崎由布子、青木美保、鳴海由子、鈴木レイ子
期間: 2008年9月26日(金)~10月5日(日)
会場: 赤坂レッドシアター(⇒劇場のHP)
※公演の詳しい情報はジェイ・クリップ 03-3352-1616