riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">原美術館 米田知子展  終わりは始まり</span>





9月末に鑑賞した原美術館http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html  
米田知子展  終わりは始まり の感想です。
この記事、アップした翌日26日に新日曜美術館で紹介されました。

この美術館は樹木や滝のある公園の近くの住宅街にあります。
1938年竣工 1930年代のヨーロッパモダニズム建築を取り入れたもの。
内部や庭から見たレストランの眺めも面白いです。オブジェも現代的。





米田知子はロンドンを拠点として国際的に活躍している気鋭の写真家。
一見、何げない山、海、市街地等の情景写真、しかし実はこれらは戦場などの歴史の一こま、静かな告発である。題を読んでやっとハッとする。

なんだ眼鏡の写真と思うと、ガンジートロッキー、フロイ、ヘッセ、ル・コルビュジェマーラーブレヒト、ジョイスの眼鏡
「見えるものと見えないものの間」というシリーズ

トロッキーの眼鏡ー未遂に終わった暗殺計画の際に燃やされた辞書を見る



炭鉱ー南満州鉄道の重要財源になった露天石炭、撫順

地雷原ー地雷が埋められたサッカー場  サラエボ

線路ー満州事変勃発となる関東軍が爆破を仕掛けた線路を臨む、瀋陽

道ーサイパン島在留邦人玉砕があった崖に続く道

悲惨極まりない情景が思い浮かぶのだ。

この美術館のランチの記事はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/folder/897272.html