<span itemprop="headline">裁判員制度の何が問題か</span>
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『裁判員制度の何が問題か』の講演会に参加しました。3.22
西 光之輔さんからのメールです。
講師の生田暉雄弁護士とはどんな人?
●冤罪と闘う生田弁護士
>高知で、停車中のバスに白バイが突っ込み警官が死亡した事件で、警察は証拠を偽造してバスの運転手に過失があったとして刑務所に送りました。この冤罪事件で本人と妻が県警と県に損害賠償を求める訴えを高知地裁に起こしました。その代理人に生田さんがなられました(今年3月)。
●「人権後進国」の日本の裁判はどうなる?
生田暉雄弁護士は、日本の裁判は「人権後進国」だと言います。長期の勾留(23日、欧米では2~3日)、代用監獄(警察署のブタ箱、欧米では捜査と関係
のない拘置所)、密室の取調べによる自白の強要(諸外国では取調べの全面録画)など、これらの問題を放置したまま裁判員制度を実施して「司法改革」と言えるのか。
●なぜ、「ヒラメ裁判官」になるのか
さらに問題なのは、裁判官が報酬によって格差をつけられ、ほぼ3年ごとの転勤という人事であやつられ ていることです。政府が気に入らない判決を出す裁判官は家庭裁判所へ転勤させられ生涯、裁判長の職につけないなど、差別待遇が行われています。このことが裁判官を萎縮させ、上ばかり見る ヒラメ裁判官を生む原因になっていると、生田さんは言います。
当日、会場で生田さんの著書『裁判が日本を変える』を販売します。
>テーマ 『5月から始まる裁判員制度の何が問題か』
講 師 生田暉雄弁護士(香川県弁護士会所属)
元 大阪高等裁判所裁判官
今までで一番参加者が多く皆さん、危機感があるようです。
なぜ裁判員制度か。9条を変えようとしても国民の抵抗にあい改正出来そうにもそうもないから。
国家権力はこんなに恐ろしい、逆らえないことを示すため。
これは平成の治安維持法だとまでおしゃいます。
辞退できない裁判員制度。憲法違反ではないのか。
冤罪うみだすお先棒担ぐのではないか。
日本は人権後進国だから総理も世界で相手にされない。
代用監獄性や、1件につき23日も勾留できる、冤罪の多さ、捜査の偽造など人権無視を国連で勧告されているのにガントして改めようとしない日本政府。
一度黒とされると覆せない。
映画「それでも僕はやっていない」見ても分かりますね。
それでも権力行使に爽快感を感じる人もいるであろう。
関東大震災時に民間人が朝鮮・中国人を率先して虐殺した例がある。
以前、戦前の日本で陪審員制度がありドラマも観ました。
今日図書館で借りてきた 西野喜一著「裁判員制度の正体」は具体的で良さそうです。