riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">スーパーサーカス「コルテオ」</span>


突然の友人のお誘いでスーパーサーカス
コルテオ
http://www.fujitv.co.jp/events/corteo/index.html#main
の公開リハーサルを観てきました。昔、シルク・ドゥ・ソレイユを観て音楽と優雅なサーカスに驚いたのですが、このコルテオの凄い進化に感心しました。






まず、円形舞台を横切る淡いブルーのレースのカーテンでこれは面白そうと思わせます。

天使や人々がいっぱい描かれています。これも芸術品です。

今、亡くなるというクラウンに、インフルエンザの恐怖が頭をよぎります。でも…

クラウンの昔の恋人や天使や舞い上がり、また降りる。優雅です。

シャンデリアが三台も、オペラ座の怪人を超えていますね(笑)

ベッドではトランポリンが始まります。なんでもスピーディです。

鉄棒や、リング、ブランコのない空中飛び、支えのない梯子の登り降り、シーソー、バレエトウシューズでの綱渡り、更にフープ持ったり、ジャグリング、次から次にオリンピックのような妙技が繰り出され飽きることがありません。

20分ほどで一度ストップしたのですがあとは快調でした。

ファンタジーなミュージカルのようで演技やオペラアリアも聞かせ、生演奏!

20ヵ国近い団員と大勢の出演者に、後で観たチケット代に一応納得。
高いけれど見る価値が十分です。





以下は引用です。
2008年の初夏まで約二年間にわたり日本で大反響を巻き起こしてきた「ドラリオン」に続き、フジテレビが日本に招聘した作品が、2005年に初演されたばかりの「コルテオ」。
シルク・ドゥ・ソレイユ史上最も数多くの出演者が登場し、18もの演目で構成される、壮大なスケールの作品だ。イタリア語で「行列」を意味する名前のとおり、あるひとりのクラウンが思い描く夢や美しい過去、理想などが一つ一つの演目として表現されており、それらが連続する祝祭のパレードのようなロマンティックな内容に仕上がっている。


コルテオ」が際立って独創的な作品に仕上がっている理由は、今までのシルク・ドゥ・ソレイユ作品に類を見ない演出にある。客席に囲まれた円形の劇場を2 枚の巨大なカーテンが横断。イタリアンテイストの絵画が施されたこのカーテンは照明の光加減により絶妙な透け感が出るように作られており、観客はカーテン越しにアーティストたちの演技を眺めることになる。バロック調、教会文化、ピカソらの名画からインスピレーションを受けたという荘厳なデザインのセットのもと、ステージではカーテンと照明を効果的に使った空間演出が施され、アーティストたちの計算され尽くした動きと精巧に絡みあって幻想的で躍動感あふれるパフォーマンスを観客に披露してくれる。
また、シルク・ドゥ・ソレイユ初の試みとなる「言葉」を積極的に使ったストーリー展開も人間の喜怒哀楽をより演劇的に表現することに成功しており、シルク的美意識の粋を極めたドラマを堪能することができる。

カーテン アーティストたちの華麗なパフォーマンス、イタリアンテイストなセット、緻密に作りこんだ演出、とシルク・ドゥ・ソレイユらしさを追求しつつも、今までの作品にない価値を生み出そうとする挑戦が生み出したのがこの「コルテオ」。エンタテインメント史上に名を残す、いまだかつてない偉大な作品となるだろう。