riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン</span>




インタビューのキムタクが笑えます。
後のふたりもさすがスターなのでいい答です。
いい男とはと聞かれてジョシュ・ハートネット
「どんな逆境でも自分の考えを口にできる人だと思うよ」

映画の評判が…なのでちょっと躊躇しましたがコワイモノとハンサム三人が気になって観てきました。「ハゲタカ」も一緒に観ました。

青いパパイヤの香り」が好きだったので観る気になったのですがこれが同じ監督とは?!

最初から最後までえぐい残酷シーン、車の逆走シーン、流血シーンが続きます。

こんな時代ですから他人の痛みを引き受けるキリストのような人が描きたかったのでしょうか。

この年齢でキリストが演じられるキムタクってただ物ではないかも。

後の三人にもキリストの要素があるのかもしれません。見ているときは血の量に怖じけますが今考えると…

ジョシュ・ハートネット演じる刑事も捜査で変になってます。

甘い生活」の手下から香港マフィヤのボスに昇格したイ・ビョンホン。愛に狂う目、表情が見ものです。

キムタクは若く無垢な少年のようにも見えます。

テレビやDVDでは途中で投げ出してしまうかも知れません。

後味は悪くないし、考えさせられてよかったと思います。

監督の言葉フランシス・ベーコンの具象絵画をイメージしました。エンターテインメント性ではなく、逆に極めて芸術性の高いアート作品を目指したつもりです。彼らの新境地の演技を見てほしい」

良い映画や演劇はそのシーンが名画のように感じます。
以下は引用です。
http://eiga.com/movie/34185/critic
男たちは苦痛にのたうち回っている。木村拓哉は肉体的に、イ・ビョンホンは愛のために、ジョシュ・ハートネットは罪のために。 探偵ミステリーの裏にあるのは、苦しみから逃れるため癒しを求め赦しを請う、人間と宗教の永遠の関係だ。そして問いかける、苦しみこそが人間を人間たらしめる最も尊いものではないのか、と。

監督は結論を撮影現場に託したのか、脚本は未完成に思える。それゆえ時に迷いが見られるものの、その投げかけに俳優たちが熱演で応え、謎めいた話をうまく引っ張っていく。また、探偵がシタオという肉体を捜すミステリーは時間的に前へ進む一方、探偵のトラウマを巡るミステリーは後ろに向かって進み、逆方向に同時進行する2つ(未来と過去、肉体と精神) の旅の果てに同じ答えがあるというアイデアは実にエキサイティングだ。ここにキリスト教のモチーフとハードボイルドの世界観が見事一体化すればスゴイ作品になったところだが、監督は実験の迷宮から、脱出できなかったようである。