riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">「赤と黒」と死刑制度</span>


安蘭けい遠野あすか・柚希礼音・英真なおき・にしき愛・紫蘭ますみ・美稀千種・立樹遥・百花沙里・涼紫央・毬乃ゆい・琴まりえ・和涼華・彩海早矢・夢咲ねね (専科)萬あきら・磯野千尋
19世紀中期のフランスの文豪スタンダールの長編小説「赤と黒」を原作に、主人公ジュリアン・ソレルの恋と野望をドラマティックに舞台化した作品。
この作品は1975年、宝塚大劇場月組(主演・大滝子)で上演し好評を博した『恋こそ我がいのち』(東京公演では『赤と黒』)を、1989年、宝塚バウホール公演(主演・涼風真世)のために改編を加えましたが、今回、2008年 星組公演として更に新しく手を入れたものです。

柴田先生のホンでテンポもよくて面白い。
あの時代、庶民の若者が野望を抱いても当たり前ですね。


昔読んだ原作やJ・フィリップの映画も忘れてしまいました。
子供で人妻の恋や若者の野望も理解できなかったでしょう。

宝塚のドレスのけばい色にはちょっとですが。
貴族の令嬢の部屋着がオレンジに金色。

ナポレオン没落後のフランスですが貴族を傷つけると即死刑でした。

6・17の朝日朝刊に辺見庸さんが書いている。

ファション、グルメ、絵画、音楽、旅あらゆる分野に滑稽なほどに欧州趣味の日本の人がいざ国内で凶悪犯罪が起きるや突如バタンと戸でも立てるように自閉し…「犯人を極刑に!」という世間の声がマスコミ報道と相乗しつつ勢いをいやましにし…

欧州好きの日本の人が以下のことをどれだけ知っているか
EU加盟国はすべて死刑廃止死刑廃止はEU加盟の条件であること。


死刑制度は天皇制同様にこの国のなにげない日常と世間の一木一草、果ては人々の神経細胞のすみずみにまで…深くなじんで…

廃止されることはあるまい…死刑の実相は知らされずに

冤罪も菅家さんの例にあるように昔の話ではないのです。
今までに冤罪で死刑になった人もいると考えると恐怖です。


劇中の
「恋は癖物  女は魔物」の歌はのぶりんのなげき?節に、似ています(ぷ)
この歌が頭に張り付いてしまいました。、2,3番手の歌なのに。
「女性の皆さんは難しい」
  ♪「恋は癖物  女は魔物  だけど やっぱり魔物が可愛い

  追えば逃げるし、逃げたら飛びつく  

  いつも女性は神秘のベール」

「今、艶然と微笑んでると思うと次の瞬間冷たい横顔ばかり」

私はちょっと違うのですが。

(専科)萬あきらさん、渋くていいですね。

安蘭けいのジュリアン・ソレル、若々しく美形ですね。
歌も演技力も高くてファンが多いのも納得です。私は生では「エリザベート」皇太子の子供時代、
アイーダhttp://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/19991574.html「ベルばら外伝」
http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/26798591.html
などを観ました。最初から目立っていました。それもそのはず首席だったそうです。同期はすで皆さん卒業、最後は彼女でした。

原作ではきこりの息子なのにここでは製材業となっていました。