riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">宇治平等院鳳凰堂2</span>


前にちょっとアップした宇治の続編です。朝一番に平等院へ。
光源氏のモデル(源融)の別荘だった「平等院」が宇多天皇に渡り、天皇の孫である源重信を経て長徳4年(998年)、摂政藤原道長の別荘「宇治殿」となった。道長の子の関白藤原頼通は永承7年(1052年)、宇治殿を寺院に改めた。これが平等院の始まり。翌年には、西方極楽浄土をこの世に出現させたような阿弥陀堂(現・鳳凰堂)が建立された。



平等院鳳凰堂  国宝、世界遺産
浄土庭園。夜、ツアーに行かれた方はライトアップされて鏡のようだったそうです。さぞ幻想的でよかったでしょうね。
朝の静寂にこのロケーションに感激しましたがすぐあと、庭園掃除の車が入ってきて…
鳳凰堂前に広がる「阿字池」の対岸から「鳳凰堂」中堂中央正面の格子状障壁につけられた丸窓を通し本尊の「阿弥陀如来」の顔を拝観することができるのは有名ですね。
 当時は非常に規模の大きな寺院だったらしいが、建武3年(1336年)に楠木正成によって建造物の大半が焼かれ、応仁の乱で更に衰退し、当時から残っているものは、阿弥陀堂(現在は「鳳凰堂」と呼ばれている)と鎌倉時代に再建された「観音堂」だけらしい。
右側の橋を渡って内部見学ができます。前はここに入ったのかどうか、全然記憶ありません。9・30スタートは内部見学、別料金です。


ちょうど屋根に鷺が!

ここには源頼政のお墓もあります。
このサイトがくわしい。

平等院
鳳凰堂」内には本尊の「木造阿弥陀如来坐像」

定朝作と唯一確定されています。,高さ約2.8m。輝く大きな光背。豪華極まりない二重天蓋。本尊のお顔も修復されている。

52体の「雲中供養菩薩像」などが安置されている。

仏・菩薩、壁や天井の絵画、模様、庭園、建造物全体が来迎という切実な願いで貫かれているという。
この末法という時代は誰でもが望む救済が難しいとされた時代、頼通も臨終には仏の手と自分の手を糸でつないで念仏を唱えたという。

 全部で52体ある「雲中供養菩薩像」その半数のみ堂内壁面に付けられ、安置されている。
鳳凰堂からはずされている雲中供養菩薩像は鳳翔館で間近に見られるのはうれしいけど。楽器を持っているので興味深い

 



2001年にできた「平等院ミュージアム鳳翔館」
日本芸術院賞を受賞した。建築家は栗生明。
ここでは平等院復元や庭園の発掘、鳳凰堂内装飾などをCG化した映像を観ることができる。
国宝の梵鐘、日本最古の大和絵風九品来迎図ほか、鳳凰堂扉絵・厨子扉絵などが迫力、見応えがあります。





創建されたときはこんなにきらびやか、今の姿も好きですが、これも当時を知る上で貴重ですね。











前の日に泊まった料理旅館鮎宗、宇治川沿いのここで夕食を頂きました。
食べきれないほどでした。これはそのごく一部です。食べるのが忙しくとり忘れました。後、二組のお客さんは外国の方でした。
仲居さんは英語で話そうと奮闘されていました。日本語で通じるのですが。
鰻の蒸したものやお茶のお団子は名物らしいです。
料理旅館というだけあって美味しかったです。
宿泊するのは道を隔てた別館です。
お風呂、トイレも共有なのでお安い。