riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">赤毛のなっちゅんとワンちゃん</span>



 

昨夜劇団☆新感線の特番、放送していましたね。稽古中に御自分もどんどんはまっていくいのうえさん、やっぱりお好きでないとあそこまで出来ませんよね。
スタッフもキヤストも一流。あのチラシの芸術的な事、三段の滝の装置、生で観たかった!
大坂や福岡公演はあるけどこちらに生の舞台が来たのは一回だけ?寂しい。

赤毛のなっちゅんとワンちゃん
今読んでいる本です。

徹子の部屋楊逸(ヤン・イー)さんを観た後、図書館で偶然この本を見かけたので借りました。
楊逸(ヤン・イー)さんの父はハルピンの大学で漢文を教えていたが、文化大革命で農村に下放される。中学生の頃、日本にいる親戚が送ってきた日本の都会の風景写真を見て日本に憧れる[1]。1987年、留学生として来日。この時点では日本語が全く分からなかったため、皿洗いなどの仕事をして授業料を稼ぎ日本語学校に通った。歌手の松田聖子が歌うカセットテープをゴミ捨て場から拾って、それを日本語の聞き取りの勉強に使ったりもした[1]。お茶の水女子大学教育学部地理学専攻卒業後、在日中国人向けの新聞社勤務を経て中国語教師となる。

2007年、「ワンちゃん」で第105回文學界新人賞を受賞し小説家としてデビュー。2008年、「ワンちゃん」で第138回芥川賞候補。同年、「時が滲む朝」で第139回芥川賞受賞。 2009年より関東学院大学客員教授

 受賞作「ワンちゃん」(文学界12月号掲載)は、日本に嫁いだ中国人女性が、嫁不足に悩む四国の農村の男たちを中国の田舎へお見合いツアーに引率する顛末(てんまつ)と、中国社会の激変にさらされたこの女性の悲しい過去を描く。結婚を通して両国の違いが浮かび上がる笑いと涙の一編は、お茶の水女子大を卒業し在日中国人向けの新聞社に勤めた時、日本人の妻になった同邦の女性たちに様々な悩みを相談されたことから発想された。

 中国・ハルビン市生まれ。モノクロしか知らなかった少女時代、横浜に住む伯父から届くカラー写真の美しさに、日本へのあこがれを募らせた。1987年に留学のため来日、神奈川県内のパソコン部品工場でアルバイトしながら、新宿の日本語学校に通う日々。駅の駐輪場で管理人相手に覚えたての日本語を試し、通学電車では聞こえて来る会話に耳をすませて聴く力を鍛えた。

 日本語で執筆したのは、「日本に暮らしているんだから、日本の文化に飛び込まないと」と考えたから。現在は企業などで中国語を教えながら、天安門事件を題材に次作を執筆している。「日本にはカタカナ語があふれていますが、私は純粋な日本語で小説を書いてみたい」と頼もしい。(文化部 山内則史)
(2007年12月7日 読売新聞)

ワンちゃんの生涯は苦労の連続、中国人の夫は酷すぎるし、再婚した日本男性は無口で怖いが納得(苦笑)姑の面倒まで。悲しくて生々しい話だった。



 
 

「赤毛のなっちゅん」開くとこのかっこよすぎる写真に涙、やっぱり蜘蛛女のキスのオーロラをやりたかったのだ、私もそれが観たかった!

私はロンドンで蜘蛛女のキスを観たのだが大浦さんもロンドンで鑑賞。ブロードウェイではチタ・リベラのオーロラを見て感激した大浦さん。
チタ・リベラはウエストサイドストーリーのアニタ、シカゴのロキシー、ナインのリリアンを演じた大女優、私は来日公演「カンカン」のみ鑑賞。

大浦さんはチタ(私が尊敬する草笛光子さんとも友人関係らしい)を尊敬していたがチタも大浦さんにあこがれていたとか。

一般的には知名度がないらしい大浦さん、こんなすごい方だったのに。世の中には理不尽な事が多い。


吉田松陰を演じた「帰り花」も観ることはかなわなかったけれど、この本読んで阪田家は長州の出ということも分かった。

この本は宝塚を愛し、舞台に生きた大浦みずきさんの実のお姉さまの内藤啓子さんが書かれた本です。
内藤さん、ありがとうございます!

小澤征爾オペレッタこうもりに出られたことをお喜びになっていのだ。あの舞台を観ることが出来たのは幸せだった。


右のチラシは捨てずにあったもの。
大浦さんは肺がんでした。今肺がんが多いような気がします。喫煙しなくても肺がんになる方もあるそうですが大浦さんは一時チェーンスモーカーだったそうです。
私は花粉症になってからとても煙草の煙が苦手です。