<span itemprop="headline">玉三郎博多座公演海神別荘</span>
初めて博多座で観劇しました。立派な劇場ですね。売店もいっぱい(笑)試食だけでおなかいっぱい?
このホテルは名古屋にもあることをあとで知りました。
ベッドも布団もきれいで立派、朝のバイキングには博多らしい辛子明太子や刺身のえび、スイーツなどがあります。納豆のたれにアオサ?が珍しい。
夜は夜鳴きそばの無料サービス、洗濯もできて気持ちのよいホテルでした。
テレビも地デジ。今は温泉はいるにも女風呂は暗証番号が必要。
そこでまだ時間があるのでホテルオークラに飾ってある山笠を見て外に出ると、
赤レンガの立派な建物福岡文学館が見えてきました。
無料見学した後、美術館のある公園や迎賓館も見てきましたのでその話はまた今度。
鏡花作品は
よく言われることに言葉の美しさがありますが、それに加えて心の潔癖さというものが描かれています。そして、その清らかさは生粋な無垢さだけではない。経験を積んだ中での純粋さというものがあります。奇想天外でありながら、清濁あわせたものの中に純粋な世界が紡ぎ出されていく、鏡花先生独特の世界観があります。
よく言われることに言葉の美しさがありますが、それに加えて心の潔癖さというものが描かれています。そして、その清らかさは生粋な無垢さだけではない。経験を積んだ中での純粋さというものがあります。奇想天外でありながら、清濁あわせたものの中に純粋な世界が紡ぎ出されていく、鏡花先生独特の世界観があります。
鏡花作品の女性には心の潔癖さがあります。権力や俗なものから超越している潔さ。
またせりふが難解で舞台も何回か見ないと私の頭では理解できないような、独特な世界です。
おとぎ話、ファンタジーのような中に美しい心が描かれています。
お芝居はこうでなくちゃ
この玉三郎の美しさ、ティアラに首飾り、衣装、指輪(この首飾りや赤い指輪はあとで公子により取り替えられます)
あとで彼女は自分の栄華を故郷の人に見せたく思うのですが(これは人間くさいですね)彼女はもはや人間ではありませんでした。
海神別荘を読めば、これを役者が演じるのはとても難しいでしょう。
歌六さんさえそういわれていました。
橋吾さん、はじめ亀治郎さんが出てるのかと思ったほどです。よかったです。
笑三郎さんも好きです。落ち着いた感じがぴったりです。
淡いブルーの筋肉モリモリ衣装(笑)右の海老蔵の衣装とは違いますね。
舞台装置は海の中なので美しいブルーの濃淡、前はハープの生演奏でした。
来月の朗読海神別荘はハープ奏者も出られるので楽しみ♪
獅童さんは純粋ないい感性を持っていますし、映画の現場なども経験していますから全体の中でひとりの役者として何をすべきかということをよくわかってらっしゃる。ですから非常にやりやすいです。今度の舞台では、過去に上演した『高野聖』『海神別荘』とはまた違った味が出てくるでしょう。骨太な感じになると思います。
ドーミイン三笠には露天風呂やサウナもあります。