riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">我が家の狛猫と講演会</span>



 
左は娘のダブル(額の模様がW)右はママのリボン

なぜか、数人の方のコメント欄に投稿が出来ません。ゲスブは出来るのにこんなことは初めてです。


エーそんな、電気も大いにあまってるのに。ガセネタならいいのですが。
今日は映画「ヒバクシャ世界の終わりに」を観て原発報道を問う北村肇講演会」に参加しました 。かつてないほど大入りでした。
菅はクリントンにこのご恩は永久に忘れないといい、まったく属国に。

明日は女子学生が始めた脱原発パレードに行く予定です。





世界で初めて原爆が投下されてからすでに57年、経った。ヒバクシャはこの57年をどう生きてきたのだろうか。原爆の体験はこの間、日本や世界の人々と共有されてきただろうか?ヒバクシャとはどのような存在なのだろうか?
この疑問は98年、イラクを訪れ、湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾により白血病を病んだ多くの子供達に出会ったことから始まった。彼等は世界から隔絶し、自分に何が起きたのか語る言葉を持たず、十分な医療もなく、そして私の目の前で亡くなって行った。その中の一人、14才の少女、ラシャは「私を忘れないで」とメモを手渡した。ここから私のヒバクシャの声を聞く旅が始まった。
広島で被爆した医師、肥田舜太郎は85才の今もヒバクシャの医療と人権の回復に情熱を傾けている。被曝体験から肥田医師は微量の放射能がもたらす危険を訴えてきた。肥田医師の活動を通して、人類史上稀に見る悲惨な体験から日本のヒバクシャが獲得した、アイデンティティ、そしてその魂のメッセージを探る。
また一方で肥田医師の警告する微量放射能の被害は核開発、核実験、原発によって世界に拡散している。長崎に投下された原爆のプルトニウムを生産したアメリカのハンフォードでは50年以上も大量のプルトニウムを製造する過程で世界でも最大量、高濃度の核廃棄物の汚染にさらされてきた。そこに住む住民もまたこれらの放射能によってヒバクシャとなっている。
この映画では核の被害者を等しくヒバクシャと呼びたい。放射能は目に見えないが確実にこの世界を汚染し続けている。だからこそ、今、ヒバクシャの声に未来へのメッセージに耳を傾ける。


肥田舜太郎先生のことは前に動画載せました。


肥田先生は軍医少尉として広島陸軍病院に赴任。600人のうち三人しか生き残れなかった。先生は三万人のヒバクシャを診察。

肥田   原爆の投下によって、大勢の人が全身やけどだらけで、人間とは思えないような状態になってむごたらしく死んだというのはもちろん事実です。しかし、それ自体はたとえば東京大空襲で10万人焼き殺されたというのと、特別変わりはない。原爆の大きな特徴というのは、放射線による被害なんです。

 原爆投下の瞬間、爆発と同時に放射された大量の放射線分子が、体外から人々の体を貫通しました。同時に、それによって地表の諸物質が放射性物質に変わり、そこからも放射線が発射されるようになった。誘導放射線と呼ばれるもので、爆発の瞬間はその場にいなかったのに、これによって被曝した人が大勢いるわけです。
 また、そうした体外からの放射線による被曝だけではなく、爆発で散らばった放射線分子が塵や土、水などに混じり、呼吸や飲食を通じて人の体に取り込まれてしまうことがあります。体内に入った放射性物質は、消えずにずっと放射線を出し続けて、長い時間をかけて人の細胞をじわじわ破壊してゆく。これが内部被曝と呼ばれるものです。


原爆から劣化ウラン弾まで 肥田舜太郎,鎌仲ひとみ


最初に”全人類が被爆者になる”という項目なので驚いたが、最後まで読むとその意味がよくわかった。原爆の実験や製造過程、原発の燃料棒作製においてまき散らされたウラニウムをはじめとした放射性同位元素、核廃棄物は、米国西海岸ワシントン州のハンフォード周辺の穀倉地帯にまでひろがり、リンゴ、ジャガイモ(有名ファーストフードチェーン経由で世界中に輸出)、コーンなどを汚染し、さらにコロンビア川から太平洋に流れ出し、鮭などの魚類まで広がっていく。これは、いままであまり認識されていなかった放射性物質が体内にとりこまれる結果生じる「放射線による内部被曝」によるものだ。
 広島、長崎の原爆の後の米国の姿勢も、少しは聞いたことがあったが、ここまで明確に記載されている本は少ない。投下後、3、4週間で死ぬべきものはすべて死んで、その後の白血病甲状腺疾患、ぶらぶら病症候群などには関係ないというABCCによる宣伝、さらにこういった研究の弾圧は、核による戦争抑止理論を正当化するためだったということがよくわかる。
 また、原発周辺地域(100mile以内)での乳がんの増加についてもさまざまなデータがだされている。日本で、同様の検討をしようとすると、福島から100mile(160km)以内に関東地方のかなりの範囲が入ってしまうというのも、びっくりだ。



映画六ヶ所村ラプソディー
で、村の人々が置かれた現実を描き出した、
ドキュメンタリー映画監督の鎌仲ひとみさん

六ヶ所村ラプソディー も気になっています。鎌仲ひとみさん、素晴らしいですね。



汚いところは見ないで、猫だけ見てください~





眠たい母猫


広島と長崎、そしてイラク、アメリカを訪れ、目には見えない微量放射能による被害とその関係者を取材した社会派ドキュメンタリー。監督は、放射能やエネルギー産業についての真実をドキュメンタリー映像で報告し続ける鎌仲ひとみ。1945年に日本に落とされた原爆によって被爆した医師や、劣化ウラン弾のような放射能兵器で被ばくした子どもなど、彼らの姿やメッセージから核開発や核実験、原子力発電所などがもたらす放射能の恐さを突きつけられる。

ストーリー:湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾によりイラクの子どもたちは白血病に苦しめられ、その多くが命を落としていった。一方、広島では被爆した85歳の医師が、微量の放射能がもたらす危険を訴える。そして皮肉なことに長崎に投下された原子爆弾を生産したアメリカのプルトニウム工場の近隣地域では、50年以上も住民たちが放射能の汚染にさらされ続けていた。













講演会も有意義でした。北村さんのお話はわかりやすくて面白いのですが、帰りに会場でゲットした週間金曜日増刊号読んでいたら泣けそうになりました。
北村さんの話は次回に。