riboni5235’s diary

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<span itemprop="headline">浜岡原発を止めたのはアメリカの要請で、アメリカ軍横須賀基地を守るためだった!!</span>

浜岡原発を止めたのはアメリカの要請で、
アメリカ軍横須賀基地を守るためだった!!



原発論点6 「民主・自主・公開」と民主党政権




戦争の痛手から回復した日本が原子力を始める時、政府が国民に約束したことがある.  


それは、他の政策と異なり、原子力だけは「民主・自主・公開」という

原子力3原則を守ると宣言したことだ。 


わたしも長く原子力関係の仕事をしてきたが、自民党政権下で、この原則は比較的、

良く守られてきた。 

 
原子力は民主的な手続きを経て行う。
②外国に影響されず日本は日本としての原子力の平和利用を進める
③常に公開し、国民の支持を得る

というものだ。 


ところが、民主党政権下で起こった福島原発では、 
 

①小学生の児童に20ミリシーベルト以上(内部被爆過小評価)を浴び去ることが決まった

  経緯がまったく民主的ではない。安全委員会もいい加減だったが、

  文部省大臣の高圧的な態度は、民主的というにはあまりにかけ離れていた。

 

浜岡原発をとめたのはアメリカの要請で、アメリカ横須賀基地を公に守るためだったと

 公に言われている

 

③どの重要な決定も密室で行われ、突然、発表された。 

 
というおおよそ原子力3原則とは正反対のことばかりが行われている.
 

そして、逆に3原則を守ってやろうとすると、かえって強い圧力を受ける.絶望的なぐらい誠意を失った社会になった。 


そして、民主党政権というのは、その名前とはまったく違い、首相も大臣も、幹事長も、

さらには個別の議員まで「民主的」ということに対して強い反感を持っているように思える。 


浜岡を突然止めて、他の原発は止めないと宣言する。君は日本の将軍なのか?  


・・・・・・ 


福島県の児童は20ミリでも健康に影響がないが、静岡県の人は1ミリでも危ないから浜岡を止めるという論理だ。 


東海地震だけは来るけれど、日本には他の地方には地震が来ないという論理でもある。 


福島原発の事故は、「原発が必要だから、原発は安全だ」とか、「想定外のことが起こったら大量の放射性物質が漏洩してもよい」などという「論理破綻」がもたらしたものだから、こんな矛盾した論理を続けていたら、事故を防ぐことは出来ない。 


・・・・・・・・・ 


私は今からある原子力の会議にでる。 


その会議は原子力関係だから、「公開でなければならない」という私の求めは一蹴されている. 


私は2006年の地震指針を機に、原発推進派から原発批判派に変わらざるを得なくなった。そして、今回の福島原発の事故はその帰結であるから、それだけなら私は批判派に止まることが出来た。 


でも、原子力3原則も守らない。これほど誠意のない、論理が破綻した政権では、すべての原発は止めなければ、また私たち大人が子供を被曝させることになる。 


誠実であること、 


透明性を保つこと、 


万機公論に決すること、 


大切なことは何時の世も変わることはない。 


(平成2359日 午前8時 執筆) 
 
管総理の浜岡停止要請へ踏み切った決定打は、国民の声ではなかったのね・・・。


転載元: †Meteora†